Tokyo
新宿
久しぶりにこの街に行った.
ところ狭しと並ぶ高層ビル、
たくさんの人、
輝き続けるネオン、
眠らない街.
とまらない街.
どうも私はあまり好きになれない.
友人との約束の前に街をぶらぶらしていたとき、信号待ちで空を見上げた.
高層ビルと高層ビルをつなぐ橋のような大きな雲がそこにはあった.
この街はどこまで大きくなるんだろう?
と ふと思った.
そして、友人と待ち合わせして 友人お勧めのcafeへ.
代々木駅から歩いて3分ほどの小道を入ったところにあるその『DADA cafe』は一軒家を改造した古民家cafe.
かたちや色はそろっていないけれど、使いこんであじのある家具.
大きな縁側.
かわいい一輪ざし.
どれも、あたりまえのようにそこにあるように 落ち着く空間でした.
とても居心地のよい時間でした.
オシャレすぎて、cafeなのにそこにいるのに緊張しちゃうようなお店より、
たとえば、話に夢中になりすぎて、本にはまりすぎて、 どこにいるか忘れちゃうくらいのcafeのほうが私は好きです.
DADA cafeも後者のようなcafeでした.
店内が撮影禁止だったため、staffのおねえさんを撮らせてもらいました.
帰りは歩いてまた新宿へ.
歩いていると 新宿に Paris を見つけました.
これ どう見てもルーヴル美術館のピラミッドでしょ.
友人曰く けっこう前からあったようですが、私は気づきませんでした.
この友人は外国人なのですが、Tokyoが好きで日本が好きで、住んで5年目,
彼はTokyoにはパワーがあるという.
こんなに住みやすい街はないと.
たしかにそうかもしれない.
でも、彼の言葉の中で一番心に残った言葉は ―
何も考えないで進むのが一番楽しい
それを聞いて、最近私考えすぎていたかもとふと思った.
それと同時に
待ち合わせして彼の一言目 「michie 元気?」 を思い出した.
もしかしたら彼は一目見て私がつまってることに気づいたのかもしれない.
彼からはいつも何だかわからない元気をもらう.
明るくなれて、いっぱい笑えて、たとえ嫌なこと・考えごとがあっても その場を思い切り楽しめる.
何も考えない
という選択肢を見つけた気がしました.
たまには
そんなときがあっていい.
michie