伊吹藍です。
不倫の彼(現夫)と私 の回想録です。
前回の続きです
とある年始のお休み。
職場の彼と初めて二人っきり。
プライベートオシャレなダイニングバーにて。
お食事もお酒もお話も楽しく弾んでそろそろ時間。。。
当然((笑)奢っていただきました。
ありがとう、ダーリン♪
お店を出て駅へ向かって並んで歩いていると…
「ハイ、手、つなご!」と、ニコーって、
いきなり私の手を握ってきた彼。
一応、まだ食事中の会話も、二人の間は
イチ派遣社員の私と、100人くらい入る
フロアで一番上の立場の彼ということもあって、
私は当然彼に敬語だし距離をとってましたよ。
なのに、いきなり私の手を握ってきた彼。
めちゃ嬉しそう。
でも私、頭の中パニくり気味(笑)
だって、彼って、硬派なイメージだったけど。
まあ、私の勝手なイメージなだけで。
お酒入っているから?
でも、そんなベロ良いって程じゃないけど・・・。
あれ、なんか、軽い?思ってたより・・・。
「もう、帰る?それとも、もう一軒行く?」
とニコニコ聞いてきたけど。
私:「いや・・・。今日はもう、帰ろうかなあと・・・。」
彼:「そうなんや…。分かった。」って
私の手を握ったまま立ち止まって、
彼:「ね、チューしよ。していい?」
もう、私ったらビックリ!だって、まだ
今日初めて食事行ったばかりなのに。
彼は既婚者なのに。。。
私:「いや、いいです!イヤです!」
彼:「えーダメ??いいやん、チューしよ。」
私:「いやです。帰りましょう。」
私は、この時はまだ好きになっったかどうか
ちょっと微妙な頃で、確かに、少なくとも
彼に対してかなり意識はしてましたよ。
ただ、さっきも言ったように、私は
彼のこと、気さくで硬派なイメージを持っていたので。
一回目の食事で、チューしよ。って
言われるのが、何か軽んじられているようで
嫌でした。好きだから、もっと真面目に
大事にしてもらいたい、って気持ちだったのかな。
で、結局、彼を振り切って帰りました。
帰りの電車の中で一応お礼のLINEをしたけど。
「何かイイナ」って気になってた彼とチューしそうになったけど。
思ってたより軽くてガッカリしたような…。
なんか、嬉しいようなよく分からない複雑な
心境で帰りました。。。
つづく