不倫中彼(現夫)と私 の回想録です。
伊吹藍です。
同じフロアに〇長として就任してきた役職の彼とただのいち派遣社員の私、
当然、業務で絡むことなんてまずありませんでした。
挨拶以外、仕事に関することで話したことなんて一回もありません!
派遣社員なんて、ヒラ正社員以下の扱いだからね。
ただね、、、そこの会社、毎朝、始業前にラジオ体操するんですよ。
で、正社員は役職に関係なくラジオ体操しなきゃならない、
でも、派遣社員はしなくてもいい、ていうヘンテコなルールがあったワケ。
なので、片道一時間かけて通勤してた私は遅刻はただの一度もしたことないけど、毎朝いつも始業前ギリギリのラジオ体操中にフロアへ入り、広いフロアをトコトコ歩き、自席へ着席するのですが、
フロアの入り口から入って自分のデスクに着く前に、どうしても、
彼の席の前を通過しなきゃならなかったの。
「おはようございますー。」ってその他大勢にあいさつしながら
フロア内を通り抜け、彼とはまだ顔見知りにもなっていない同士でしたが、もちろん社会人としての最低限の当たり前のマナーとして、
いそいそラジオ体操の音楽が終わる前に急ぎ足で
彼の前を通り際に、〇長である彼に失礼の無きよう、
ちゃんと目を合わせて
「おはようございます。」とニコっと挨拶。
ラジオ体操中の彼はブンブン腕を回してつつ(笑)私と目を合わせ
黙ってコクンと会釈(笑)
重厚な存在感、キツさは無いけど目の奥から感じるなんとも鋭い光。
私も目ヂカラ強いけど(笑)、またちょっと違った目力の強さ。
そう、たったこれだけの。毎朝、朝礼前、「目を合わせる」だけの日々が
私たちの「不倫関係」スタートするまでに1年と10か月くらい続きましたとさ(笑)