毎度のハードオフ巡りをしています
で、見つけてしまいました!
見た目でピンと来たので直ぐにGetと思いましたが、流石に知らないメーカーなのでその場でググッて調べてみました。
Kaalena KA-TL という、Thinline タイプのギターです。
販売しているところの紹介では、
【Kaalena KA-TLの特徴】
セミホロウ仕様のシンラインTLタイプ。
ブリッジが6点サドルになっておりチューニングの安定性、ピッチ感が向上。
ハイポジションへのアクセスをスムーズにするスラントヒールカットを採用!!
22F仕様にホイールナットを採用。弦を張ったままネックの反りを簡単に調整できます。
ネックの塗装は艶消しネックになっており、べたつかずスムーズな演奏性が得られます。
Body : Tamo
Neck : Maple
Fingerboard : Maple , 22F
Joint : Bolt-on
Scale : 648mm
Nut (width) : Bone (42mm)
Fret : #213
Bridge : 6way Saddle
Control : 1Volume , 1Tone , 3Way Switch
と言うことです。
手に取ってみた感じ、まったく弾かれた形跡がありません。ピックガードも保護シールがついたままです。保証書の日付が今年の4月だったので、買ったばかりで弾かずに手放した感じでしょうか?
傷も全くなくほとんど新品ですが、少しネックが順反りです。
その辺は調整すればいいので問題ないと思い試奏してみましたが、ちゃんとテレキャスターの音がします。
やたら軽くて、ネックもいい感じ。安っぽさは感じませんでした。
よって、購入です!一応メルカリなども見ましたが、こっちのほうが安かったです。
まあ、安いギターなのでいろいろと調整して少し真面になれば良いかなと、あまり期待はしていませんでした。
で、さっそくお約束の分解です
セミホロウボディーで安いこのタイプは、上の部分だけ中空っていうのもあるようですが、これは殆ど中空です。
サーキットはやはり安っぽいので、これはCTSのポットと丸いセラミックコンデンサに交換しようかと思います。多分音は殆ど変わりません…
しかし、その他は特段問題ありません。というか、かなり真面です。
ネックなど、フレットの処理はすごく奇麗で痛くありません!
おまけに、ちゃんと出荷時かお店で調整されたのでしょう。オクターブチューニングもバッチリあっています。
トラスロッドを調整しネックをほぼストレートにしたら、弦高も殆どバッチリ。音詰まりの箇所もありません。
あまり調整せずとも全然不通に弾けます…
でも流石にナットだけは譲れないので…溝を調整して表面を削り磨きました。
ナット調整し弾いてみると、これは凄く良いんじゃないでしょうかね!
軽いし弾きやすいし、音も結構良いと思います。
テレキャスターは値段が高くても安くてもテレキャスターの音はしますので、あとは細かいところでピックアップの高さだとかを自分の好みに調整すれば、もっと良い感じになりそうです。
本体がかなり良いので、ピックアップは気に入らなければ交換しても良いかな?と思うくらいのギターでした。
中国製のギターなのですが、日本に来てからメーカーや販売店さんで調整されたものだと思います。
しかし、この値段でここまで良いと、日頃安いギターを買ってきてパーツを交換したり、各種調整し作り上げたりしているのが、趣味としてもう終わりかなと思ったりしました。このギターを企画しこの値段で販売された関係者の方は流石だと思います
ということで、こんなギターがあるとまた増えてしまうのではないでしょうか