alanちゃんの3rdコンサートを見てきました。いや見届けきたって感じかな・・・。活動を中国に移すと発表した直後のコンサート、おそらく約4年間に渡る日本での活動の集大成となると思われます。
17時開場、18時開演。少し早めに三茶へ向かい、まずは直前に発表されたDVDを予約。本日のライブの模様を収録したもので12月21日発売。その場で支払いかと思えば全て代引き対応でした。予約はいいけど手元に控えが残らないシステム、大丈夫かな山野楽器？？そしてグッズへ移動。今回はMY箸、スティックライト（使い捨て）、フォトカード2枚にとどめました。タオルとかTシャツのデザインがどうも横浜Ｆマリノス風に見えて拒否感が・・・(^_^;
しばらく人見記念講堂前で待機。集まった人たちも心なしかワイワイというより神妙な雰囲気・・？思い過ごしでしょうか？雨が降りそうで降らない感じの天気。入場直前列になっているときに降ってきたけど、すぐやんだ。晴れ女の底力発揮！？(^_^)
開場がかなり押して、さらにロビーで再び待機。扉が開くと同時にほぼ一番乗りで講堂内へ・・・
座席は1階ツ列16番。1stコンサートがテ列だったので1列前進(^_^;) 前回と違い下手側でした。
15分くらい開演も押し。『reflection ～overture～』が場内に流れ、いよいよライブスタート。
ステージの2階部分にalanちゃんが逆光のシルエットで登場。1曲目は『BRAVE』、そして『群青の谷』・・・ノリのいい曲からのスタートという事で1階は総立ちになりました。白をメインにしつつも赤と黒で彩られた少々ハードな衣装。最後だし転載！えいっ。実際は足元が大胆な感じだったのですが・・・(^_^;)
サポートはギター、ベース、キーボード、ドラム、マニュピレーターだったかな。会えてうれしー！という簡単な挨拶の後、続いて『風の手紙』から中国・香港リリース版にしか収録されていない『Sharp Light』を披露。ちょっと驚きました。この曲を含め今回中国語で歌うことが以前より非常に多くなっていて、なんか間接的なメッセージのようにも感じました。これも考えすぎかな・・・
1stアルバムからの『夢のガーデン』では二胡演奏を披露。相変わらず凛とした演奏は素晴らしかった・・・それはそれは切ないメロディだったけど・・・『eternal love ~恋の花~』は二番が初公開の中国語バージョン・・・
ここから映画主題歌のオンパレード。ステージ上段にはバイオリン5本、チェロ1本のストリングス隊が参加して音に厚みを加えます。『久遠の河』ではバックのスクリーンに「レッドクリフ」のシーンが・・・久しぶりに見て懐かしかったなぁ。続いて『BALLAD～名もなき恋のうた～』から『ECHOES』そして、前回も歌ったタイタニックのテーマ曲。『ECHOES』の時は日中合作アニメ『チベット犬物語』の映像が流れてたけど、他の曲は流れてたかなぁ・・・ちょっと記憶ない・・・
ここで小休止で着替えタイム。その間ピアノとストリングスを中心に『名もなき種』がフルコーラス演奏されました。ここで一度目の涙腺の危機。alanのいないステージに流れるalanの楽曲、そのシチュエーションだけもうちょっとなんかヤバかった・・・(;_;)
鐘の音鳴り響き『幸せの鐘』・・・この曲も前半は中国語・・ここパートの後半はもうダメでした・・・涙腺崩壊(T_T) ウェディングドレス風の衣装で登場したalanちゃん、ショートバージョンの『月がわたし』に続いての『東京未明』で耐え切れなくなって歌がつまってしまいました・・・日本に来た当時の苦労を思い出したのか・・・はたまた志半ばで日本を去る無念さか、それは誰にも分かりません・・
次の『「生きる」』ではすっかり立ち直って熱唱。直前のMCでは東日本と四川で起きた震災に触れ、ともに力を合わせる事を訴えていました。困難な事はいろいろあるけどいつでも前向きに頑張っていきましょう・・・今日の『ひとつ』は特に気持ちが入っていたような気がします。そしてデビュー曲の『明日への讃歌』では一発で我々をとりこにした壮大なチベットフェイク・・・セーブすることなくすべての力を振り絞って歌っているように見えました・・・聞き納め・・・客席からは「最高」の掛け声が。alan再び袖へ下がる・・・
『木漏れ日』のInstrumentalが流れる中、スクリーンにはalanのオフショットフォトやムービーが映し出されました。あの時ブログで見た写真、あのDVDに収録されていた特典映像、4年という歳月が次々と走馬灯のように流れていきます・・この演出でこれは完全にラストコンサートなんだなと確信してしまいました。そしてまた溢れ出てくる涙・・・
『Essence of me』が流れて、ショートパンツとTシャツと非常に身軽な衣装に着替えたalanが再々登場！！曲は途中から『Diamond』にメドレー形式につながってた（歌ってはいない）。ここはalanがお客さんを煽るコーナーだったのかな？
ラストスパート。『空唄』～『Over the clouds』～『Call my name』～『Swear』とアップナンバーをノンストップで。予想以上にalanが煽るものだから、お客さんもかなり盛り上がりました。もちろんまた総立ちです。特に『Swear』は等身大のalanちゃんを表現できる曲とあって、ホントに楽しく聴けました。違ったイメージとしての代表曲になったね！当然ワイプも手を精一杯伸ばして大きく振りました(^_^)
「疲れたね～・・・座ってください、座ってください！お疲れ様！」というので皆着席。「4年間頑張ってこれたのはファンとスタッフのおかげ」ラストの歌は『恵みの雨』コチラも定番でよね・・・ここまで21曲、最後の曲と告げなかったので、あれれという感じでステージ袖に下がっていきました。当然のごとくアンコールの大手拍子！！
アンコールで登場したalanちゃんはグッズのマリノス（違う）Tシャツに着替えて登場。DVD発売の告知。「miss meの時は見て下さい・・・」突然鳴り響く『HAPPY BIRTHDAY』のピアノ。7月25日はalanちゃんの24回目の誕生日だったのです。大きなケーキが出てくるサプライズ！！「台本ないですよ～！！」驚くalanちゃん。サプライズ返しとばかりにここで「みんなと写真撮りましょうか！」慌てるスタッフ（笑）撮った写真はTwitterで公開されていました。コチラ→ 写真1・写真2
アンコール1曲目は『みんなでね』そしてボサノバ風の『Venus Flower』。この辺の選曲ははっきり言って微妙だな・・・本人の希望かな？最後の「ララーララララーラ」の声出しで一体感は出たけど。そして最後は名曲中の名曲『my life』・・・「わすれないで 私のこと Life my life・・・」曲中アカペラで歌いあげる姿に号泣です(T_T) 自分はもちろん周りの人たちからもすすり泣く声が聞こえます・・・・ 歌い終わった大喝采の拍手を受けながら「忘れないで！約束できますか？」と叫ぶalanちゃん、やまない拍手。泣きそうになるのを「約束は笑顔だよね・・・・」と我慢・・・鳴り止まない拍手と、「ありがとうございました」の感謝の言葉・・・
さっきよりずっと大きなアンコールの手拍子とalanコール。全然鳴り止まない。ダブルアンコール。
ここで今日のライブ終了後、住居も含め活動の拠点を中国に移す事が改めて報告されました。やっぱり現実なんですね・・・(T_T) 「でも日本も必ず来ます、ライブもやります。アジアの架け橋になれるように頑張りたいです！！」温かいファンの拍手と「ガンバレ」の声援に包まれて、本当のラストナンバー『懐かしい未来～longing future～』途中完全に泣いてしまったalanに代わって合唱するファンの歌声・・・(T_T) こんなに温かくて寂しい歓声はいままであっただろうか・・・あの内気なalanのファンたちが、大きな声で「アラーン」「がんばれー」「アラーン」と叫んでいる・・・サビからはなんとか立ち直って歌ってくれました・・・そして会場全体で大合唱・・・
愛しいすべてを抱きしめて 旅立つ時は 懐かしい未来
たくさんの色に溢れてる 美しい星の上で・・・
『Together』のSEをバックに一歩一歩階段を登っていくalan・・・まるで月の仙女が月へ帰っていったかのような演出・・・鳴り止まない拍手。突然流れる『天女』のチベットフェイク。観客全員が一瞬沈黙する。そしてalanは大きなシルエットとなってステージから消えた・・・
こうして約3時間に渡るコンサートの幕が下ろされました。終了後も流れる『Together』の寂しげな旋律に、溢れ出る涙を止めるすべはありませんでした・・・(T_T)
すぐに泣きそうになる自らを律するが如く「笑顔は約束」となんども繰り返していたalanちゃん。自分の気持も今日のコンサートで整理できました・・・
ライブでの様子、その後のTwitterでの周辺動向をみると、やはり日本での活動は終止符が打たれた（白紙）と考えるのが妥当なようです。特に何のアナウンスもなく消えていくアーチストがたくさんいる中で、最後にこのようなコンサートが開かれたことだけでも幸せだと思っています。今後、物事がいい方向に進んで日本でのリリース、ライブもあるかもしれません。しかしそれがいつになるのかは誰にもわからない。
その日のために、今までと何も変わらずalanちゃんをキモチで応援する。何も変わらず。だからこれからも日本の家族の事も忘れずにヨロシクね。そしてたまには来てね。日本に来てくれてありがとう。また会う日まで☆
01. BRAVE
02. 群青の谷
03. 風の手紙
04. 炫影～Sharp Light～ （中国語）
05. 夢のガーデン（二胡演奏）
06. eternal love ～恋の花～（中国語と日本語）
07. 久遠の河
08. BALLAD～名もなき恋のうた～
09. ECHOES
10. My Heart Will Go On （タイタニック主題歌カバー）
11. 幸せの鐘（中国語と日本語）
12. 月がわたし
13. 東京未明
14. 「生きる」
15. ひとつ
16. 明日への讃歌
17. 空唄
18. Over the clouds
19. Call my name
20. Swear
21. 恵みの雨
■アンコール
22. みんなでね ～PANDA with Candy BEAR's～
23. Venus Flower
24. my life
25. 懐かしい未来～longing future～
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