「エレキなギターの話」
最近エレキギター内部の配線について、色々思う事があります。
特にアースの取り方についてですが、
「アースって全てを一本で通したらダメかね!?」
基本的に大事な部分はシールド線ですが、このシールド線をなんとか一本に出来ないものか。
シールド線は芯線の周りに違う線が入っていて。切りっ放しの状態だと一本の線に見えます。
芯線をホット、周りをアースとして使います。物によっては別の使い方もあると思います。
ホット線を守ってる様にアースがあるのでシールドっていう名前だと考えて良いと思います。
ギターをアンプに繋ぐ時もシールド線のコードですので、シールドってよく呼ばれてます。
何でそんな構造かっていうのは、その辺にあるノイズの原因となる様な邪魔な物を芯線が捕まえてしまわないように芯線の周りをアース線が保護してる感じです。
で、そのシールド線を一本だけで組みたい。
装備のパターンによっては可能なんですよね。
例えばピックアップ1つでボリュームもトーンも無しにすれば出来ますね。っていっても工夫は必要ですが。
ピックアップは元々線が用意されているというか付いていて当たり前ですが、これを自分でそのギター用の配線材に変えてしまえば良いわけですが、そこから考えるとピックアップ2つスイッチ1つボリューム1つにするともう無理かも。
ホット線とアース線を別の線にすれば可能ですが、シールド線では厳しいですね。
簡単に言うと、ピックアップ2つが前後についていて、その2つをスイッチで切り替えてます。
スイッチで切り替えるって事は、線を一本だけでやってしまうと切り替えなんか出来なくなりますね。
なのでこの時点でゲームオーバーです。笑
「それならば!極力少ない本数で組みたい!」
これを考えて組んだギターがありますが、ピックアップ2つスイッチ1つボリューム1つの仕様です。
現在よく使っているギターはこの形です。
今の段階ではシールド線を使ってるのは、アウトプット~ボリュームポットの一本のみ、なのでもう少し詰めていきたいですね。
長いシールド線を使って、アウトプットジャックからボリュームポットアウト、ここでホット線を一旦終わりにして切り離したホット線をボリュームポットインからスイッチ、みたいに一本で上手くやりたいです。
文だけだとわかり辛いですがピックアップから電気信号がスタートしてる考え方でインとアウトを言っています。
ピックアップ→スイッチ→ボリュームポット→アウトプットジャック
の流れです。
簡単に今の接続の状態を書いてみました。
ホット線の周りにアース線を書いているのがシールド線です。
こう見るとスッキリしてますよね。
ギター内部の簡略化と低ノイズ化を追求していきたいです。
「ガツっと音を出したいけど線はごちゃごちゃしたくない、そして不要な物は取り除きたい」
こう考える人がいるならば、自分と同じ形になるはず。
ギターリストさんは沢山いますが、あまりこの考えの人は実は少ないですね。
ボリュームにタップ機能を付けてハムのピックアップをシングルタイプに切り替える様にしたりとか、色々なバリエーションを出せる様にギター自体に組む人の多い印象があります。
どちらが良いか、とか、どちらが正しいかでは無く、自分とギターをセットで考えた時に何が必要で何が不要なのか、です。
不要ならば使わなければ良い話ですが、簡単に言えば自分の場合は撤去したいっていうだけの話です。
そしていじるのが好き。笑
シンプルでわかりやすい装備で弾きたいんですよね。
昔アームにハマっていた事がありますが、付いていると使いたくなるっていうエゴが出てきたり、使用してるとチューニングが気になってしまったり、結果的に自分にはマイナスな要因が多いと感じてしまい使用する事を辞めました。
エレキギターは色んなタイプがあって色んな弾き方が出来るので多様性のある楽器だと思います。
そんな中で自分は、勝手に不要と判断して機能を削り落としてるわけです。笑
それはそれで自分のやり方なんだ、それが自分に合っているんだ、と思い込んでいます。
今日はこれで終わります。
また色んな趣味のブログを書いていこうと思います。
今日は本文と全く関係の無いスチームアイロンでお別れです。
読んで頂いた方、ありがとうございました。
ケローン☆彡


