勝田全国マラソンのつづき。
その前に、本日も別府大分毎日マラソンが行なわれたそうです。
大変ですね、毎日、毎日マラソン大会を運営するなんて。
ホント、運営さんには頭が上がりません。
まあ、頭を下げることもありませんけど。
アカン、またブログ炎上や。
勝田全国マラソンに戻ります。
今回のレースの目標は生きて帰ってくることでした。
人間ドックの結果が最悪で、マラソンやってる状況では、ありません。
周囲のみなさまに迷惑がかからないように、21時で禁酒しました。
ギリギリの世界で生きてきた自分にサヨナラする時が来てしまったのか・・・
安全運転のため、のんびりと最後方からスタート。
それなのに、20km過ぎで故障が再発しました。
右のお尻?腰?股関節?座骨?のあたりがピキピキと痛い。
ウルトラの80km過ぎだと思えば我慢してするよな、と思って競技を続けました。
しかし痛さのあまり、数10m走ってはストレッチ、数10m走ってはストレッチ。
歩いている人にどんどん抜かれていきます。
30kmの関門を15分前に通過した時に察しました。
このペースの落ちっぷりは、6時間の制限時間以内にゴール出来ないことを。
(それについては後でふれます。)
そこに救いの女神が現われました。
緩い登り坂です。
ゲレンデ逆走マラソンの有料Tシャツ
「登り切るまで振り向くな!!」を背負っています。
少し私の心にチャッカマンの火がつきました。(ショボくない?)
もう少し頑張ってみよう!!
あ、違う
勝田全国マラソンは、かつて制限時間ギリギリの5時間59分台でゴールしたところです。
いわゆるスリリングな男が生まれた聖地でもありますから、ここで失格するわけにはいきません。
人がいないところは、ディストーション顔で必死こきました。
この人がこんなことするなんて・・・ こんなイメージかな。
ゴール地点が見えた時、残り3分を切っていました。
中途半端なタイムでゴールしそうです。
やはりギリギリの世界では生きられないのか?
まあ、いいや、生きて帰ってこれたやん。
その矢先、信号待ちに出くわしました。
多くのランナーが、失格を恐れて信号無視で走っていきました。
シド・ヴィシャスの生まれ変わりと呼ばれるアナーキーなアテクシが、何故か良い子ちゃんぶって青信号を待ち、手を上げて横断歩道をわたっていました。
もう残り時間が残っていないことがわかった瞬間に、何故か笑顔が生まれました。
スリリングやんけ (^_^)
そして制限時間を20秒近く残してゴール。
やはりギリギリの世界は私を逃がしてくれそうにありませんね。
スリリングな男として命を全うしなければいけないのでしょうか?
完走証を見ると、5kmに1時間以上かかっているところがあったみたいですね。
そら、キツいわ。
未だに故障箇所が痛いけど、いわきサンシャインマラソンは大丈夫かな?
かつて、いわきサンシャインマラソンは、30km地点を3時間くらいで通過したものの、 そこから失速、残り10kmに3時間かかり40km地点で失格した苦い経験があります。
その時と似ている故障の状況です。(この時は地面を這いつくばりました。)
これでスタート地点に立つことが自分が求めてきたスリルなのでしょうか。