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funkitoのブログ ベースの上達

ベース演奏の上達に役立つ知識、方法を自分なりの視点からお伝えして行きます。

NYには1985年から1999年まで暮らしてました。音楽修行です。時々,このブログで楽しかった思い,効いたバンド、ミュージシャンなどの事を書いて行こうと思います。

マイルス・デイビスバンドを聴いたのは,渡米してまだ一ヶ月の1985年8月だったと思います。ウエストサイドのハドソン川船着き場に設置された野外ステージ、確かミラービールが主宰する夏の音楽フェスだったと思います。
バンドは、ドラムがマイルスの甥っ子、ギターにマイク・スターン、ボブ・バーグがテナーサックス、ベースは知らない人、パーカッションは女性の人,マイルスはキーボードも時々さわります。2時間以上、一度も音を止める事なく、ファンクビートに載せてインプロビゼーションが続きました。マイルスは決して熱くならず,クールでした。バンドメンバーは必死のプレイ。凄かったのは、例えば,ギターのソロが長くなり、素晴らしいけど少し飽きてきた頃にマイルスが登場し、プレイを止めさせて,自分が吹いたり,他のプレーヤーに演奏させてた事です。何回もありました。また、演奏の後半、ここは船着き場なので大きな貨物船が汽笛を鳴らして入ってきました。マイルスは演奏中で最初ちょっと嫌な顔をみせましたが、すぐに汽笛とセッションです。もうバンドを掌握しきって、お客さんの気分もわかって、予想外のノイズをも音楽に取り込んだ、しかもノンストップ。僕は口が半あき状態、今でもしっかり覚えてますが、美しい金屏風に描かれたまき絵巻きものをずーっと見てる感じでした。

周りのお客さんはブラックの方が多く、みんな涙して、Hey,Miles,sit manなんてささやいてました。僕は翌日,感動のあまりか熱を出したのを覚えてます。このコンサートがこれまでの僕の聴いた,見たNO.1です。ジャズとかファンクとかフリーとか、関係なく凄い音楽でした。当然,影響を受ける事になり、今日まで続いてます。