10月31日に抗がん剤治療6回をやっと終えて
終わったら絶対行きたい温泉があったので主治医に相談。
白血球のあがる3週間目に予約をしてあった。
でも白血球の値を見ないとなぁってことで2週間後と旅行2日前に採血。
なんとか値をクリアして旅行に無事に出発
行った所は新潟の村杉温泉。
ラジウム温泉で湯治に来る人向けに料理も工夫されているし
何より4つの貸切風呂があって(うち2つは露天)
空いていて中から鍵をかければOKなスタイル。
お風呂見に行かなくても廊下のランプで使用中かわかるのもよし
お部屋数も少ないし抗がん剤で頭がつるりんこな私でも
気兼ねなくすごせるのがよかった~
ごはんももちろん美味しかったしのんびり。
いい時間を家族ですごせました
やっぱりこういう事がないとがんばりきれなかったかも。
と今になって思うのです
村杉温泉の事はまたゆっくり書きます
で、肝心の治療後は
「基本、月1回の採血で白血球と腫瘍マーカーの推移を見て
抗がん剤でダメージを受けた体力を戻したら手術しましょう。
そうですねー来年の2月か3月位かなぁ。」
って感じだったのが膣に以前からあった小さな腫瘍が
抗がん剤で縮小はしたが結局また増大してきたので
あわててなのかわからないが
(腫瘍マーカーはそれほどあがらず...
私の場合は腫瘍マーカーに反応しづらいタイプらしい)
12月の外来に行ったときに「手術しましょう。1月ね。」
↑無理やり手術日程いれたらしい。
って事になり聞き分けの悪い私は
「やっぱ、とらなくちゃだめですかね?」と一応聞いてみるも
「うん。とらないとだめ」と言われる
そうだよね~癌の元だもんねぇ。
わかってはいるけど子宮がなくなるという事は精神的につらかったなぁ。
子供をつくらないのとつくれないのはまったく違うもん。
正直、妊婦さんに対してムカムカしたこともある。
赤ちゃんみるのとかも悲しかったこともある。
でも心友の妊娠はすごくうれしかった
命を繋ぐって事はすばらしい事だもんね。
そんなこんなで12月はやっと治療の副作用が落ち着いたのに
術前検査とか貯血(自己血保存)とかで忙しかった
そして12月の半ばには髪の毛が復活
これは手術後2月の抗がん剤治療まで2~3cm位のびたかな。
年明けても貯血があったりでバタバタ。
7月の時点でもしかしたら年越できないかも。。。
って不安があったけれど
効かないって言われていた抗がん剤が効いてくれて
肺に転移した腫瘍も確認できなくなって
抗がん剤に関しては完治させてくれるもの
と言う認識より生きる時間をくれるものって思っている。
その時間をどう使うかを考えていかなくちゃだなぁ