不妊治療ではもちろん薬が使われます。
一番よく使われるのは、排卵誘発剤です。
その名の通り、薬で無理やり排卵させるというものですが、
強い腹痛・頭痛・吐き気・目のかすみ・顔のほてり・発疹の
副作用が出る場合もあります。
また一度に複数の卵子が排卵されるので、多胎妊娠(同時に
2人以上の赤ちゃんを妊娠する事)の確率が高くなります。
同時に2人以上の赤ちゃんを妊娠すると流産・早産の危険性が高く、
出生体重が減り22週以降の周産期死亡率や後遺症害についても
高くなるとされています。
母体には、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、切迫早産などの
危険があります。
中には赤ちゃんが欲しくて欲しくて不妊治療を受けたのに、
何人かの赤ちゃんとさよならしなくてはいけなくなった上、
残した赤ちゃんとも、減胎手術が原因でさよならしなくては
いけなくなった・・・
とおっしゃられる方もいらっしゃいました。
自分で望んだ命とサヨナラすることを選んだ彼女は、
「わたしは何て最低な人間なんだろう…」
と心底参ってらっしゃいました。
もちろん、不妊治療が悪いとはいいません。
しかし、このように毎回、高額な費用を支払って、
結果が出ない場合もたくさんあることを忘れないでください。
大切なあなた自身が、身も心もボロボロになってしまっては
意味がありません。