韓国でのカルチャーショック③ | にこにこママの毎日 by funfun

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2011.7.5 ブログ開始
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のことなどをつらつらと。
(長男)2013.5生まれ(次男)2017.2生まれ
3学年差兄弟です☆



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韓国旅行ネタばかりですみません。。
今回は最後の方、重い話もあります。
気分を害したらすみません。









カルチャーショック、いろいろあったのだけど、
例えば、




★デパートの子供服売り場のおばちゃんがグイグイ来る…

ちらっと見てたら寄ってきて、
頼みもしないのに値札を見せてきた。
日本じゃ、金額のことってナイーブ?なことなので一番最後にお知らせするか、
お客さんが自分で確認するまでほっておくと思うのだけど…。


他の店でも、コレは?コレは?コレは?
(*^o^*)
って次々に並べ始めて…








選ぶ余裕ねーしコラ!笑




と思った(^▽^;)



結局圧倒されて何も買わず、もとい買えず。




かと思いきや、


全くやる気のない若い店員
もいて。




プチプラなアクセサリーをレジへ持って行くと
無表情、無気力、無おもてなしで対応。




ちなみにグイグイおばちゃんと無表情店員は同じデパート。







この差はナンデスカ。






あとは、
★トイレットペーパーに柄が付いてる。

自宅のにも、スーパーで売ってるのにも。
なんかインクが肌によくない気がする。

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★子連れだとみんな優しい


息子を連れてると、バス停や電車でニコッとされたり、話しかけられました。

そして一番驚いたのが、すぐに席を譲ってくれる。


日本みたく満員電車の中で、優先シートにグーグー寝てたりキャピキャピしてるバカ若者はいなかった。


さっ、と譲ってくれて感動しました。
韓国はこういうところは小さい頃から徹底的に教育されてるんだろうな。
素晴らしいと思います。





そしてそして、
カルチャーショックの第一位は…

って、順位なんかあったの?って感じですが。。




ある日、大きな地下鉄で降りて、
外に繋がる階段をのぼっていた時。



男の人が、階段にうずくまっているのが見えて。



逆光だったけど、見てすぐ、
家のない方だとわかりました。



膝をついたまま起き上がらないので、
具合でも悪いのかな?と思ったけど、
みんなスルーしてて。


階段をのぼるにつれ、その男性に近づいていくと、
その方は、土下座をしているようでした。


お金を、乞うていたのでした。



まだそんなに歳な感じもなく、
でも、ただただ、頭を下げていました。



すごくショックでした。




もう少し階段をのぼると次は、
両手首から先のない方が、目をつぶったまま座っていました。



街の、人がごったがいしている中に、
両足のない男性がうつぶせで寝ていました。




用を済ませ、またその駅へ行ったのですが、まだ、居ました。




今度は階段を降りるにつれ、その男性達に近付くわけですが、胸がドキドキしていました。




すると、目の前にいた、4、5歳くらいの女の子が、
その土下座している男性の前に置かれた箱の中に、小銭を入れました。
親から入れるように言われたのでしょうね。
まるでお使いでもしているかのように。



するとその男性は、顔を上げず、
額が地面につくくらい頭を下げ、
『カムサハムニダ、カムサハムニダ、カムサハムニダ…。』
と、ただひたすらに言っていました。




私はショックで、ショックで、息が詰まりそうでした。



私も少しでも…と思いましたが、
お金をあげる、というその行為が、ますますその人の人権を軽くみてしまう行為な気がして、出来なくて。




そして、私がゴミを捨てようと駅中のゴミ箱へ行くと、
ゴミ箱を漁る男性もいました。





着飾った人、
楽しそうに行き交う人、
美味しくない、お腹いっぱいで食べ残す人、
暑いからクーラー、寒いから暖房とボタンひとつで快適に過ごす人、

ソウルに限らず、これが普通の生活だと思い、生きている人たちもいるのに、
この、駅前に倒れこんでいる人たちは、いったい何故こうなってるのか?

同じ人間ではないのか?

人権ってなんだろう?


あの人たちは1日にいくら集めるんだろう?
もしかしたら私がお昼に食べた豆乳麺一杯の値段くらいしか、集まらないのかもしれない。







そんなふうにいろんなことを考えていると、その夜はなかなか寝つけませんでした。



私は田舎者なので、
ソウルのような大都会に来て、ああやってお金を求めている方を初めて見ました。



これが、
韓国で受けた一番のカルチャーショックです。