新しい冠婚葬祭のマナー?新一万円札は祝儀では使えないのか? | 葬儀相談・葬儀専門家 生前葬儀アドバイザーの葬儀・終活相談所

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2024年7月3日、新しい紙幣の流通が始まりました。

新一万円札・新五千円札・新千円札が新たに流通することになり、

新一万円札は「渋沢栄一」

新五千円札は「津田梅子」

新千円札は「北里柴三郎」が採用されることになり、今後多くの場面で新しい紙幣を見る機会があると思います。

 

しかし、一部の間では「新一万円札である渋沢栄一氏に不貞のイメージ」があるため、冠婚の祝儀で使用することは不謹慎という話があるそうです。

 

冠婚葬祭は特にマナーを気にする場でありますが、この祝儀についてはマナーとして定着はしないと思われますが、新しい紙幣の発行により注目されています。

 

渋沢栄一氏とは

渋沢栄一は近代日本社会の創業者と言われる偉大な事業家であり、日本最初の銀行設立などの多くの事業に関わった人物です。
特に経済に多く関わった人物であるため、日本で最も高額な紙幣である一万円札の肖像に採用されたと思われますが、渋沢栄一は愛人が多くおり、愛人との間の子どもの数も尋常ではない人としても知られています。
 

渋沢栄一は不倫・不貞のイメージがあり祝儀に新一万円札を使用できないと一部で広がる

渋沢栄一は愛人が多くおり、結婚式の祝儀では渋沢栄一の新一万円札を使用するのはタブーであるとの話が一部で広がっているそうです。
 
気持ちはわからなくもないですが、新一万円札の流通が行われていくと「旧一万円札」を手にいれる機会が減るため、新一万円札の使用を避けることは難しいでしょう。
 

新一万円札を祝儀に使用しないというマナーは定着しない

新しい貨幣や紙幣は「約5年前後」を掛けて、旧貨幣・旧紙幣から入れ替わると言われており、約8割以上は入れ替わる予測があります。
 
先述の通り、旧紙幣を手に入れることが困難となるため、冠婚のために新一万円札を使用しないことは現実的ではありませんので、特に気にする必要もないと私は考えています。
 
ちなみに葬祭では、今の所は新紙幣に関する新しいマナーなどの噂もありません。