「急逝」という言葉をご存知な方は多いと思います。
基本的には「急に亡くなった時」に使用される言葉であり、特に持病などがなかった若い方が亡くなった場合に使用されることが多いです。
逝去も亡くなった方の訃報を示す言葉ですが、
急逝という言葉が使用されるときは、本当に予想もしていない方が亡くなった場合が多く、特に残されたご家族や関係が深かった方に深い悲しみが残ります。
葬儀担当者も急逝で亡くなった方の葬儀担当の場合、普段以上に気を引き締めて担当を務めます。
私も過去に務めさせて頂いたことも何度もありますが、長寿を全うされて亡くなった方と急逝で亡くなった方では、ご遺族の雰囲気が全く異なります。
もちろん、同じ命である以上、区別をすることは一切ありませんが、家族の心境を考え、最善の提案をすることが、葬儀担当者には求められます。
人の命の最後のお見送りのお手伝いをする葬儀担当者:葬祭ディレクターは本当に考えさせられる仕事です。