ひろゆきさんが先日、「葬儀社の営業は病院にアプローチを行うこと」とyoutubeで話をされていたのを見ました。
この内容について、各葬儀関係者より様々な意見が出ております。
ひろゆきさんは、病院から葬儀の仕事をもらうことが一番であると語られていますが、実際にそのような時代も過去にはありました。
今から30年以上も前の葬儀業界は、すべての病院ではありませんが、病院との癒着があった業界であることは事実であり、葬儀社が営業を行っていた先は「消費者ではなく、病院でした」
※葬儀サービスを利用する消費者(ご遺族)ではなく、病院に営業を行っていた時点で「既に異質な業界」であったと思います。
当時はインターネットも存在しないため、葬儀に関する情報を手に入れることは直接葬儀社に尋ねる方法しかなく、葬儀費用も不透明でした。
また、相談者・遺族側も「葬儀に関しての情報を事前に得ることは不謹慎である」と考えていた時代です。事前に葬儀に関する情報を得る方はほとんどいません。
当時は病院への営業は「一番最初に遺族と接点を持つことが出来る特権」を得るための行動でした。
現在はインターネットやスマートフォンが普及し、事前に情報を手に入れることが出来る時代になりました。
また、消費者の意識も変わり、事前に葬儀のことであっても知ろうとする意識になりました。
良い意味で葬儀業界は少しずつですが、変化をしております。
葬儀はご不幸事ではありますが、やはり事前に検討を行うことはとても重要です。
※難しい葬儀専門書より理解が出来る「葬儀についての漫画」