病院の朝は早い。
多分6時には起きて、今日(2015年6月12日)は朝9時から手術ですので、朝食は抜き、水も飲んじゃダメな感じ。
そうそう、内臓とかは関係ないので、下剤とか浣腸はありませんでした!ヨカタねー。
以前腸炎でマグコロール的なアレを飲み、大層しんどかったので、下剤がなくて本当によかった。
とりあえず手術室に持っていってもらう下着とかをもう一回チェック。(実は名前書かなくちゃイケナイと説明の紙に書いてあったのだけれど、すっかり読み落としており、無記名のままご迷惑を掛けてしまいました。)
歯を磨いたらすることなくなって、でもソワソワしちゃって、テレビつけたり、あまちゃんの再放送見たりしてたら、友達が来た。
弾力ストッキング(血栓予防)がすごく履きにくいと評判だったので、先に履いとこう、と履いてみるとスルスルっと履けた。
これは血栓予防にならないかも、と看護師さんにサイズ取り替えてもらって、履きました。
ちょっと履きにくいかなって思ったけど、すごく履きにくいってほどでもなかった。
7時40分頃に、「ああもう辛抱たまらん!」とガマン出来ずに手術室に着替える(ソワソワしちゃうタイプなんです・・・)。下着はつけない事になってるので、すごく不安な感じに。。。
そして8時前には看護師さんが迎えに来てくれて歩いて6階(確か)にある手術室へ。
友人のお見送りは病室がある階のエレベーターホールまで。
エレベーターは流石に他の人と混合で乗ることはなく、ボタンで他の人が乗れない感じにして乗せてくれた。
6階はなんか待合室っぽくなってて、手術着を着た人がたくさんいた。
おー、今からこれだけの人が手術を受けるのね、と思うと胸が熱くなった。(ホントはあまりならなかった)
そこでキャップを渡されて頭にかぶる。
手術室に歩いて行って、人一人ギリギリ乗るベッドに横になるよう言われる。
ばーーーっと色んな器具が取り付けられて、マスクされて、「ちょっと手がピリピリするかもー」みたいな事を言われて、気がついたら「フネさーん、フネさーーん、終わりましたよー」と名前呼ばれてました。
あっという間ァ!
乳腺科のK2先生が「リンパ一個しか取ってないけど、移転なかったから!」とまず教えてくれた。
移転なかったんだ、よかったーーー。と思ったと同時に、手術が長かったら、麻酔の後の副作用的な何かが酷いと聞いてたので、時間を知りたくなり「今何時ですか?」って聞いた。
「7時!」って教えてくれた。
む。予定では9時~5時で、色々麻酔覚ましたりして、まぁ6時頃には病室かな、みたいな事を言ってたので、1時間押し。
麻酔覚めてからの意識はしっかりしてたと思うけど、いかんせん右半身が痛い。
そのまま、病室までベッドでガラガラっと連れてかれて、付き添いの友達(以下サクラちゃん(仮名))の顔も見えた。
病室にベッドを設置するのに手間取ってる様子で「フネさん、テレビ見る?」と看護師さんに聞かれ「いや、この状態ではテレビ見る余裕なさそうです」って答えたら、引っ掛かってたコンセントをぶちぬいてベッド設置してました。
足には、血栓予防の足をモミモミする空気でシュコーシュコーって膨らむ機械が取り付けられ、腕には点滴、そしてこの時は全く気づいてなかったけど、胸と背中に3つのドレーン。
酸素マスクもつけられてたけど、つけてるとスゴい息苦しい感じ(酸素なのに・・・)だったので、結局ほぼ外してた。外してて許された。許してくれてありがとう。
息苦しいっつーか、吐き気ですけどね。
後は、そもそも腰痛持ち気味だったので、体を動かせない事による腰痛。
足を機械に縛られてるから、そりゃもう上半身をずらしたり色々して腰をどうにかしようとするわけですが、上半身はご存知の通り右っかわの前と後ろを掻っ捌かれてるので、非常に痛いのです。
でも動かしたい。なぜなら腰がツライから。
で、左手で右側のベッドの柵を持って引き寄せるようにして無理くり腰をずらす。
足につけてある空気シュコシュコマシーンの足を止めてあるボタンがポンっと外れる。
ピーピーと警報が鳴る。(或いは、私がナースコールを押す)
看護師さんクル。
こういうサイクルが一晩に5回ぐらいは軽く繰り返された記憶があります。
プラスで痛み止めを入れてもらうので一晩に5回ぐらいは看護師さんを呼びました。
そして私は、ほぼほぼ眠れないまま、夜の新宿の夜景も見れないまま(体動かせないからね・・・)、長い長い一夜を過ごしたのでした。
なお、空気シュコシュコマシーンは、事前に読んだブログなどでは外してくれと懇願したら外してくれた、とか書いてあったので、懇願してみましたが、ウチの病院だとダメでした。
アレホント外して欲しかった・・・。
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