みなさま。おはようございます。
船井総研の設計事務所経営コンサルタントの高田悠一です。
昨日は、船井総研の大阪本社にて作業日でした。
引き続きデータのお話を。
今回は国土交通省発表の「建築投資額」の推移をご紹介します。
上記のデータは、「土木」は抜いたものです。
1990年にピークを迎えた建築投資額はバブル崩壊をキッカケに毎年右肩下がっています。
1996年は次年に消費税が3%から5%に上がある前のかけこみ需要で一時的に増えたものです。
今回の消費増税もこの動きと似ていると思います。駆け込む率も1997年の時とほぼ同じです。
重要なことは2015年10月に消費税がさらに10%へ増税するはずですから、そうするとその前(つまり今年末から来年にかけて)もまた駆け込みが発生します。
本当に市場が落ち込むのはその後です。
2010年~2020年の10年で、昨年(2013年)が一番良い可能性があります!
反対に去年より良い年は2020年までないかもしれません・・・
大切なことは、悪い時に向けて種まきをすることではないでしょうか?
★本日のポイント★
これからやってくる建築不況に向けて種まきをしておきましょう!