みなさま。おはようございます。
船井総研の高田悠一です。
昨日は働き始めでした。
さすがに元旦の船井総研大阪本社は人が少なく、とても仕事がはかどりました。
さて、昨日はデータの収集をしておりました。
国土交通省の建設統計室発表の建築投資額(全建築活動の金額)の平成25年度の見込みが発表されていまして、(増税前のかけこみ需要がどれくらいあるのかの数字です)49兆9,500億円の見通しのようです。
平成24年度の44兆9,000億円(見込)と比較すると11.2%増です。
平成9年度に消費税が3%から5%に上がった時と良く似た動きをしています。
平成8年度はかけこみ需要で前年の11.2%増だったのです。
ちなみに平成10年はどうなったかと言うと前年比で12.9%のダウンです。
来年度(平成26年度)は前回の増税の流れと良く似た動きになるのではないかと思います。
平成27年度中に消費税が10%まで上がるかもしれないので、そのかけこみが若干はあるかとは思いますが、基本的には来年度(平成26年度)は今年度(平成25年度)の10%程度のダウンになるかと思います。
★本日のポイント★
平成26年度は、前年度の10%近い建築市場のダウンになるのではないかと思います。