【設計事務所は設計以外の商品も用意する】2013.10.30 | 船井総研 設計事務所コンサルティング日記

船井総研 設計事務所コンサルティング日記

株式会社船井総合研究所の設計事務所専門コンサルタントが、日本全国を飛び回る中で感じた事をゆる〜く綴る日記です。

みなさま。おはようございます。船井総研の高田です。
昨日は生産性が2000万円に迫る設
計事務所さまに訪問しておりました。

人口がたった15万人の街で、10名以上の所員さんを抱えて3億円以上の売り上げを上げる、恐ろしい事務所さんです。

この事務所は様々な取り組みをされていますが、何と言っても省エネ改修をフロントエンド商品にして、設計というバックエンドまでつなげているのがポイントです。

以前からお伝えしておりますが、マーケティングにおいて高単価商品を売る際にフロントエンド商品を作るというのは重要なポイントです。

例えば、宝石を売るためにまずはピアス(5,000円くらい)を売ったり、仏壇を売るためにまずは線香(数百円)のものを売ったりするのはこのためです。

設計という商品が高単価低頻度商品ですので、フロントエンド商品は反対に低単価高頻度商品であるのがポイントです。

例えば、定期報告や中長期修繕計画、市場調査や近隣施設調査、各種申請代行などもこれに当たります。


新築設計ではなく、建物の設備の改修(省エネ改修)が、この事務所が地域で勝ち残っているポイントなのです。



【本日のポイント】

設計事務所は低単価高頻度商品のフロントエンド商品を必ず用意しよう!