東京から帰った翌々日から今日まで宮崎にいた。
義父が９６歳で天寿を全うしてから早一年。自分も歳をとる筈だ
残された少々認知症で９３歳の義母は私に
「あんたなんぼになったと」と聞くので
「６０になったと」と言うと
「そげなウソ言うたらいけん」
「ウソじゃなか、ならなんぼに見えると」
「う～ん二十なんぼ」
「・・・・」
どうやら義母は自分の歳を三十いくつだと思ってる様だ
結局私の歳も私の名前もわからず終いだったが義母に違いはない。
もう母と呼べる人は義母だけになってしまったので
出来る限り足を運びたいと思っている
帰省の目的が目的なのでさすがの私も卓球道具は持っておらず
「テレビでも見ようか」とつけてみたものの
某公共放送の２局と民放２局しか映らず
「はなまる」か「とくダネ」を見るしかないのである
どっちも普段は殆ど見ない番組なので新鮮と言えば新鮮だが
どうも・・・・・調子が出ない
そこで２キロほど先にあるショッピングセンターまで散歩がてら行ってみたが
何度も来ているのでイマイチ新鮮味がなくちょっとぶらぶらして帰る事にした
慣れない靴で歩いたら足の裏が痛くなったので
「え～い脱いじゃえ」
両手に靴を持って裸足で歩いたら歩道のイボイボが丁度健康サンダルみたいで
「チョー気持ち良かった」
それにしてもこんなこと、宮崎だから出来ることで
豊橋でやっていたら絶対知り合いの誰かがどこかから見ていて
「お気の毒にとうとうあんなになってしまって・・・・」と言われるだろうな。
一番前の席ってテーブルが座席の横に収納されているんです。知らなかった。
雲海
自分へのお土産は大嫌いな鶏ではなく「おび天」です。これはごぼう入りです。
