換気のため解放された食堂の窓。
100メートルほど向こうに川が流れていて、その向こう側には鬱蒼と木が茂っている。
背の高い木々が沢山生えていて、そこからいろんな鳥の声が聞こえて来る。
さっきは鶯の鳴き声が聞こえた。
デジタルではない生の声。
名前は分からないけどとても綺麗な声を聞かせてくれる鳥も居る。
空の雲はまるで静止画の様にその場に留まり、そして灰色の雲の縁は白く銀色に光っている。
室内には自動販売機の圧縮機のブーンという音と、時々身体を動かす休憩室の同居人の所作の音が聞こえる。
町外れの小売店のバックヤード側の風景は、表玄関の賑やかさを忘れてしまう程の心地よい静寂。
またあの賑やかな店内に戻るのだけれども、
(しゃーない)
せめて休憩中は静かにのんびりさせて貰います。