私、基本的にはマスクを外して生活しています。

 

付けているのは電車の中(混んでいる場合は国の方針で着用推奨)と

仕事場(会社指示)だけです。

 

 

しかし、みんな外さないですよね・・・。

 

いくらなんでも、ここまで変化しないとは思っていませんでした。

 

 

他人の目を気にする日本人の特性なのかもしれませんが、最近、

 

「マスクやアクリル板なしでは、他人と会話ができなくなっているのでは?」

 

という懸念が浮かんできたんですね。

 

 

当然、家族や友人のような広い意味での"身内"なら問題ないと思います。

 

しかし、全く知らない他人の場合、相手の口と自分の口の間がノーガードに

なることに拒絶反応があるのではないか・・・。

 

 

というのは先日、マスクをつけてない人に道を尋ねられた際、普段マスクを

外している私でさえ、ちょっと抵抗感があったのですね。

 

また逆に、スーパーのレジで私がお店の人に支払い方法を伝える際、

アクリル板の陰に隠れるような(透明だが)、ポジションを取ってしまいます。

 

 

3年の間、飛沫にはウイルスが含まれていて、マスクやアクリル板、

もしくは距離を取ることによって暴露を防ぐように言われていたのですから、

当然と言えば当然の反応です。

 

でも本来、何らかの理由がなければ、人と人の会話は素顔で行うのが

普通です。

たとえインフルエンザが流行していた時でさえ、飛沫なんて誰も

気にしてなかったじゃないですか。

 

 

ひょっとすると日本人にとって、ノーガードで他人と会話することが、

 

「見知らぬオッサンとペットボトルを回し飲みする」

 

くらいの忌避感になってしまったのではないかと危惧しています。

(オッサンに失礼だが)

 

 

5月に新型コロナウイルスが5類になった後でも、マスクを外さない人が多い場合、

結構マズい状態なのではないかと心配になってしまいます。

 

リハビリと言いますか、早く慣れて、元の生活に戻っていくべきだと思いますね。