「マグニチュード7クラスの首都直下地震が、30年以内に70%の確率で起きる」

と言われています。

 

首都と言うより、"首都圏"直下地震と言うほうがいいような気もします。

霞ヶ浦から小田原辺りの、かなり広い範囲で想定されているようです。

 

 

首都圏では、あくまで歴史的にですが、以下のような傾向があるそうです。

 

・関東大震災タイプの海溝型地震(プレート境界で起きる)が200年くらいの周期。

・海溝型が起きてから100年くらいは、あまり地震が起きない静穏期。

・その後、活動期に入ってきて、直下型(内陸で起きる)が発生してくる。

 

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関東大震災が1923年だから、ほぼ100年っすよね。

もう静穏期の終わりじゃないんすか。

っていうか、活動期の始まり?

だったら、近いうちに直下型が一回起きても、歴史的には全然不思議じゃないっすよね。

(なぜ若者口調なの)

 

 

首都圏のどこで、いつ、どんな規模になるかはわかりませんが、個人的には

そろそろなんじゃないかと思っています。

 

関東大震災で解放されたひずみが、また少しずつ溜まってきていて、

そろそろ内陸で耐えきれないところが出てくるのではないかと・・・。

 

 

ただ、内陸型の大地震が起きるとしても、前兆的な小さい地震があるのかどうか。

 

内陸のずいぶん珍しい場所で(特に浅いところ)、最近、小さめの地震が多い。

→ある日、大地震がドン!

というのはわかりやすく、備える余裕もあります。

 

しかし、

・小さい地震が多い→大地震は来ず、とりあえず今のところは終息。

・ほぼ前兆がない→いきなりドン!

というケースもあるでしょうから、難しいところです。

 

 

前にも書いたかもしれませんが、このエリアというのは桁違いに人口が多いです。

ということは、必要な物資や、張り巡らされたライフラインの距離も桁違いでしょう。

 

実際に大きな被害が出た場合、支援物資の供給とかライフラインの復旧に

相当時間がかかる可能性もあると考えています。

 

 

今、医療崩壊という言葉をよく見ますが、地震発生時でも、

 

「自宅は無事だったけど、食べ物が手に入らない!電池もない!」

 

と、膨大な数の人が避難所に訪れると、"避難所崩壊"のような状態になって、

「本当に食べる物がない!」ということが起こりうるのではないかと懸念しています。

 

備えは早めにいたしませう。