ホテルの朝食って、朝食を提供しているホテルに入っているレストランによる
ところがあるのですが(ホテル自体が軽食を出しているところは除く)、
ここはおいしかったですね。
ポテサラ、爽やか。梅干し、さすがにおいしい。
その他いろいろ、和歌山は飯の友が充実している気がします。
「旅行中に、おなかが空きすぎてはいけない。心が動かなくなる。」
というのが、経験上、私の思うところで、ごはんを2膳おなかに詰めこみました。
見回すと、出張のサラリーマン、カップル、隅の席で資料広げているおばちゃん。
昨日のエレベーターのおばちゃんが、仲間と一緒にベラベラとフランス語を
喋っていて、アジア人のおにいちゃんは、ごはんをスプーンで食べている・・・。
そして私は、宿直明けで来ているのでワイシャツとスラックスという見た目は
出張組なのですが、実は、ただの観光客。
なめらかなブレッドプディングでコーヒーを飲みながら、妙なおもしろさを感じます。
博物館の開館時間が9時半からなので、ちょっと11時のチェックアウト時間には
戻ってこれないかもしれない。
フロントで荷物を預けてチェックアウト、和歌山城へ向かいます。
一の橋の樟樹
推定樹齢450年というと、吉宗が生まれる全然前ですね。すごい。
なんか、途中で石かわってません?
なるほど、時代によって石積みが違うそうです。
野面積み
元々は、このように自然石をそのまま積んでいたそうです。
隙間があるので草が生えていて、食べ物があるらしく、ムクドリとかが来て
ついばんでいました。
でかい・・・
お城の中が博物館になっているらしいのですが、ちょっと故あって、
時間が足りなくなりそうなので、入らずに次回へ。
これはなに?
あえて「城型」と書いてあるのがおもしろい。
博物館へ向かいます。
石器の展示って、大体、黒い感じ(黒曜石)なのですが、なんか白い。
解説を読んだところ、近畿地方は黒曜石ではなくて、サヌカイト(讃岐石、讃岐岩)と
いう石が使われることが多かったそうです。
熊野信仰がメインで、独特の雰囲気がある博物館ですね。
近代展示のところで、特別展をやっていました。
今度来たら、お城の中と市立博物館に行ってみようと思います。
博物館を出ると雨が降りはじめていましたので、県庁近くのコンビニで傘を
買いました。
昨日のラーメン屋さんの女のコ、トンカツ屋さんのおばちゃん、今日のコンビニの
お姉さん、みんなそうだったのですが和歌山の言葉って、「~です。~ます。」の
最後の「す」の音が上がるんですね。
「で」や「ま」を目がけて音が下がっていって、「す」でパーンと上がる。
特に女性が話していると、風情があります。