初恋の人からふもふもさんへお手紙が届きました
もうモテる女性を「下品な女」と罵るクセは治りましたか?毎日のように言っていたふもふもをなつかしく思います。
泣きじゃくるふもふもに、おれが「おれのせいだ。ふもふもは悪くない」と言いながら別れを押し通したあの日から、もう11年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。
手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。ただふと思い出して懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思って。ふふ。驚いたかな?
今から考えると、二人の付き合いはめちゃくちゃでしたね(苦笑)。なんだかよく嫉妬されて、女子と話すたびに文句を言われていたように思います。「あの女と話すなら、あの女と付き合えばいいでしょ!」などとわけのわからない理屈を何度も聞かされましたが、不安な気持ちを分かってやれなかった自分を今では反省しています。ふもふもの卑屈なところはあのときのままですか?
そういえばふもふもにとってはおれが初恋の相手なのかな?付き合ったばかりのふもふもはやたらと緊張していて、「恥ずかしい」という言葉を連発していたように思います。今ごろ、きっと恥じらいなんてものは忘れ去っているんでしょうね。
まだ二人がラブラブだったころ、ふもふもは「いつか結婚するときに向けて料理を頑張ろう」とか言って、完全におれをロックオンしていましたね。ほかの男子から「おまえの一生それでいいのか!」とよく言われていた記憶があります。
おれはふもふもと付き合えたことが、本当に自分のためになったと実感しています。単に恋愛経験を積んだだけでなく、素直になれない人の取り扱い方や、自分のストレスをコントロールする方法も身に付きました。どうもありがとう。
いろいろ書いたけど、おれはふもふものことがそれでも好きでした。これからもふもふもらしくいられるよう、あと、腹筋を割るという夢もそのまま追いかけながら、幸せをふりまいてください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. カーテンと同じ柄のスカートはまだ使ってますか?
