50代を楽しみたい

50代を楽しみたい

アラフィフ主婦が、凸凹障害を持つ大学生の息子の卒業と就職を支援しながら日々の生活の様子を記録します。
働き者で優しい夫(基本は別居中)と男子2人の4人家族です。


ここ数日、ずっと頭から離れない友人の事を整理するために書いてみる事にしました。

中学が一緒だった友人T子
中学では特に話した事はなかったけど、同じ大学に進学し、同じ部活に所属するご縁があり仲良くなりました。


その後、それぞれ別の大学院に進学し、この20年くらいは時々LINEや年賀状で連絡を取るくらいの関係がずっと続いていました。

過去にはお互いの子どもを連れて一緒にお出かけした事もあったな…


人望があり優秀なT子は、その後、ある大学の准教授になりました。

キャリアを積んで、その地位を手に入れたのも、努力家の彼女の功績が認められたんだと嬉しく思っていました。


ところがある日、T子から久々にLINEがあり、困っているので助けて欲しいとの事。


LINEで話を聞いてみると、仕事上で解決出来ない問題があり、解決するにはどうしても私の夫の力が必要との事(夫は専門職でちょっとした地位がある)

直ぐに夫に相談しましたが、仕事とプライベートは全く別物と考えている夫は、T子の仕事を助ける事で自分のスタッフに迷惑をかける事はできないとの返事でした。

お金を払えば解決出来る問題ではなく、それを引き受ける事で、いろんなところに迷惑がかかるのを危惧しての判断です。

夫の仕事への考えは私も共感していたので、T子にやんわりと伝え断りました。

T子からはその後も本当に困っている様子や、他に解決方法が見つからないからと何度もお願いされ、困った私は最後は少し突き放す感じで断る形になりました。

夫の仕事に私は関わりがないので、仕事の話なら私を通さずに夫に直談判して欲しいと。


夫の後日談では、彼女が直接職場に来て泣きながらお願いされたが、やっぱり引き受ける事はできずにお断りしたとの事。


その後、T子からの連絡はなくなりました。

気になりながらも私の方から連絡するのも憚られ音信不通になっていましたが、先日、風の噂でT子が辞職した事を知りました。


お願いされてから1年くらいは経過しているので、それが直接の原因ではないかもしれないけど、ずっと気になっています。

もしかしたら、別にやりたい事が見つかってといういい意味での転職かもしれないので、それなら良いのですが。


なんせ、暇人なので考えだすと止まらない…


で、考えているうちに、過去にも同じような感じ(夫の仕事絡み)で別の友達とも音信不通になってる事を思い出しました。


ちょっとした地位になると周りからお願いされる事が増えて大変なんだなって今更ながら思います。

私は何も持ってないけど、家族なので時々巻き込まれます。

これ以外にもちょっと笑っちゃうようなお願いされエピソードもあります。


もっと良い断り方があったんじゃないか、私が人間として未熟じゃなければもう少し相手に寄り添えたんじゃないかと思ったり。

でも、あの時は何度も懇願される事でストレスを感じていたから距離を置くというのが最善の方法だったんじゃないかとも思います。

今後も彼女と個人的に付き合いたいかと言われたら、そうでもないかも…とも思うので、元々そこまでの薄い関係だったのかも知れません。

それでも、T子との良い思い出はたくさん残っています。


今のところ、自分の中では、いつかは切れるご縁だったという結論に至りました。


ここに書けてちょっとスッキリしました。

とりあえず、これからは今後も付き合っていきたいと思う、数少ない友人を失わないように大切にしていきたいと思います。