かばしま ふみ (プロフィールはこちら)
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再婚・高齢出産を経て、
二児（１男１女）の子育てに奮闘中。
熊本県在住。
QHHT（量子催眠）・マヤ暦・心理カウンセリングをツールに、
自分らしく生きたい人が
自分の中にある答えを見つけるお手伝いをしています。
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最近、QHHT（量子催眠）セッションで
視線の持つ力の大きさを知らされ、驚いている。
QHHT（量子催眠）では、
催眠に入り
過去生や
時に、今の人生の過去のシーンを見る。
あるお客様は
早くに父を亡くし、残された母と弟と暮らす
外国の娘の人生につながった。
幼い弟の子守をしたり
市場に物売りに出かけたりと
母親を助けてきた。
必死に働く母の横顔を見ながら
口には出せない思いがあった。
「私を見て。」
また、あるお客様は、
幼い頃のワンシーン、
耳を塞いで、父の癇癪が収まるのを待つシーンにつながった。
今や憎しみすら感じている父親に向けて
口からもれ出た言葉は
「私を見て。」
「私を見て。」は
小さい悲鳴のように聞こえることもあるし
悲しみを含むときもある。
私は、26才の時に聞いた
「私を見て」を思い出す。
土曜日。
私は、誰もいないオフィスに休日出勤していた。
そこに同僚が、
付き合い始めたばかりのボーイフレンドを連れてやってきた。
ボーイフレンドはコロンビア人。
私が持つラテン系のイメージとはかけ離れた
物静かで華奢なタイプの男性だった。
同僚が仕事を片付けている間、
彼は隣に腰掛けて
画用紙に絵を描いていた。
（彼は絵を描くことが好きだった。）
そのうち同僚は
仕事に飽きたのか、手を止めて
ボーイフレンドを眺めていたんだけど、
彼は絵に没頭して気づかない。
すると彼女は、ささやくように言った。
"Look at me." (私を見て)
彼は、まだ目線を落としたままだ。
彼女は、彼の名前を呼び（日本っぽいニックネームだった）
もう一度言った。
"Ma-chan, look at me." (マーちゃん、私を見て)
彼は顔をあげ、
二人は目を合わせた。
ガキっぽい恋愛しかしたことが無い私は、
二人が目を合わせた瞬間の空気に
息をのんだ。
普段、職場では、サバサバしていて、むしろ男性的な同僚。
こんなに成熟した大人の恋愛をしているんだ。
「私を見て」
心の底からの願い。
だけど、求めることは怖い。
私なんて、47歳になった今だって
何が返ってくるのか怖くて
「私を見て」なんて
だれにも言えない。
（軽くマウントをとれる子供を除く）
愛し合うときですら、
相手の視線を受け止めることにも
相手の目に映る自分をみることにも耐えられず、
目をつぶってきた。
子供たちへ
ジャッジの意図を含まず
ただ愛でるための視線を向けることも、
まれだ。
こんなにも怖くて悲しくて覚悟がいるものだけど、
だからこそ、愛情がこもった視線には
それだけで、人を満たす力がある。
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【プロフィール】
＊再婚・高齢出産を経て、
二児（１男１女）の子育てに奮闘中。
熊本県在住。
パソコンインストラクターの傍ら、
マヤ暦、カウンセリングを
提供しています。
弱いけどワイン好き。
下手だけどタンゴにハマっている。
＊QHHT（量子催眠）、マヤ暦をツールに
自分らしく生きたい人が
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お手伝いをしています。