長期的上昇トレンドにある金への投資を増やそう

１９９９年８月を底に長期上昇トレンドにある金。世界的好景気による宝飾品、工業品、投資と需要は旺盛であ

るが、最大の産金国である南アフリカの人件費高騰は鉱山会社の経営を悪化させ、閉山に追い込まれた鉱山会社、採算の悪化で設備投資ができず規模を縮小する鉱山会社等　南アフリカの産金量は大幅に減少している。

中国の金保有が緩和され、中国国民の金保有が急増しており、インドは世界で最も金を好む国民であるが、好景気により金購入を増やしている。

石油価格の高騰で潤沢な資金を持つ産油国は様々な投資を行っているが、その一環として金への投資を増やしている。

世界的好景気による宝飾品需要は伸び続けている。

ＮＹ金ＥＴＦを始めとする金の投資信託が各国の証券市場に次々と上場しており、日本でも８月に大証に上場した。ＮＹ金ＥＴＦは現物を購入するため、金ＥＴＦの購入はそのまま金需要となり、現在５１５トンに達しており、増加傾向にある。ドルの価値下落に向け分散投資の一環で金が買われ続けているのである。