こんにちは、ふみもとクリニックの院長、文元です。
春のセンバツ高校野球で智弁和歌山高校は準優勝でした。
決勝に到達するまでも同点延長!逆転!!で、しんどい試合続きでした。
応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
さて、本日は「帯状疱疹」の話題です。
皆様は「帯状疱疹」をご存知ですか?
帯状疱疹はウイルスが原因の皮膚疾患で、細かな水ぶくれを伴う赤い湿疹が、上半身の左右どちらか、背中からお腹にかけて帯状にできます。
時には顔や首に出ることがあります。
さらに、ピリピリとした痛みを伴います。
帯状疱疹が顔や首など目に見えるところにできると外出しにくくなりますし、痛みにより、仕事に集中できない、眠れないなど、日常生活に支障をきたすことがあります。
帯状疱疹のウイルスは神経の中に潜んでおり、神経の流れに沿って障害を引き起こします。(だから帯状に湿疹ができるのです)
もし帯状疱疹ウイルスが目や耳の神経を傷つけると、「視力の低下」や「難聴」を引き起こします。
また運動神経が傷つくと「麻痺」がおこったり、排尿をつかさどる神経が傷つくと「おしっこが出ない」などの合併症につながることもあります。
帯状疱疹の痛みは通常、皮膚の湿疹が消えるとともになくなりますが、長期にわたって続く方がおられます。
これを「帯状疱疹後神経痛」と言います。
帯状疱疹後神経痛は、ウイルスが神経を傷つけることで起こるため皮膚が綺麗になった後でも痛みが長く残ります。
帯状疱疹後神経痛は最初の症状が強かった患者や高齢者に多いと言われています。
帯状疱疹は後遺症を残さないためにも早目の治療が必要です。
もし、怪しいと思ったら早目に病院に相談に来てください。
また、帯状疱疹にはワクチンがあります。
というか、水ぼうそうのワクチンが帯状疱疹にも効くのです。
帯状疱疹は水ぼうそうのワクチンを子供の時に打っている人はかかりにくいのですが、高齢者や免疫機能の落ちた方に多く発症します。
ですから、50歳以上の方を対象にワクチン接種をお勧めしています。
ワクチンを接種する事で帯状疱疹の発症は約半分に、また帯状疱疹後神経痛は約3分の1になったと報告されています。完全に抑え込むことができるわけではありませんが、帯状疱疹の痛みが軽減されるという点から見ても大きな可能性を持った予防法です。
