去年ちょっと体調を崩して、人生初めての入院をした。

以来、会社が少し気を使ってくれている。

「早く帰るように」「無理しないように」


新卒の入社を控えて「一般職」の規定を定める、と聞いたのは今日。

18:00が定時で、みなし残業代を含めた賃金体系になる。

もちろんみなし分を超えれば別途残業代がつく。


えーと、「普通の企業並みにする」ってことですね(つω`*)


で、一般職として働いてはどうか?と提案を受けた。


そして、考えた。


私が仕事に求めてるものってなんだろう?

ベンチャー企業ではたらいてる理由ってなんだろう?

ライターの仕事の今後に求めるものってなんだろう?


私は面倒くさがりでナマケモノだけど、はたらかない自分の姿は想像もつかない。

家事だけでも、仕事だけでも、きっとツマラナイ。

だからはたらいてる。


大企業ではたらいたこともあったけど、

自分がとてもちっぽけな存在に思えてワクワクしなかった。

だからベンチャー企業に転職した。


ライターの仕事はとても好き。

今はまだヨチヨチ歩きだけど、いつかは自分で仕事が取れるプロになりたい。

今はそのための修行だと思っている。



だから、今日はこう答えた。

「会社が示してくれる気持ちはとても嬉しい。

でも私がはたらく理由は、残業代でもないし定時で帰りたいからでもない。

今はそういう安定感より、

ワクワクしてはたらけること、“精一杯やった”って毎日思えること、

そういうものを求めたい。

だから、本当にありがたいけれど、このままやらせてください」


久しぶりに会社に対して素直な気持ちが言えた日だった。


さ、頑張らないと。



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美味しいドレッシング。
金笛の胡麻。
サラダはもちろん、夏なら冷や奴に刻み葱を盛ってこれをかけるだけでかなり美味しい。

母親が送ってくれてからずっと探してたんだよなー。
何度似たようなのにダマされたことか…

とりあえず売ってるとこがわかってシアワセヽ(´∇`)ノ

3月23日は、私たちが初めて迎えた結婚記念日だった。


平日は2人とも仕事が忙しく、「早めに帰って2人でごはん」なんて夢のまた夢。
付き合っていた頃、同棲時代、そしてこの1年、一緒にごはんを食べられるのは基本的に金曜・土曜・日曜のみ。

平日の帰宅後はゴリくんの夕飯だけを作る。
ゴリくんは深夜に帰宅してそのごはんを食べ、深夜2時ころまで2人で話をする。
そして、金曜の夜はゴリくんの帰りを待って飲みに繰り出し、
「1週間よく頑張った!」と労いあう…というのがいつものパターン。

ひとには「キツそう…」と言われがちだけど、
「家事も仕事もやりたい、でも完璧は無理」というわたしにはベストなライフスタイルだと思っている。
限界まで走りぬいて飲む金曜のビールはとても美味しいし。

と、いうわけで、当日は20:30から外でお食事という初体験に心躍らせつつ、
わたしがゴリくんを招待するという趣向でカードを書き、駅で待ち合わせ。

場所は目黒の『Trattoria Lanterna Magica 』。


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お店の方は黒板に書かれた今日のお勧めメニューを元気よく解説した後、
「おなかがすいているなら、前菜2品・パスタ2品・メインのお肉かお魚を1品でシェアしてはどうですか?」
…と丁寧なアドバイスまでしてくれた。

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[前菜]
 *グリーンアスパラガスのビスマルク風
  (長野産の太くて甘いアスパラを焼き、半熟の目玉焼きとソースをかけたもの)
 *タコのマリネ
 
[パスタ]
 *トマトソースのペンネ(名前忘れた…)
 *いんげん豆のクリームソース(名前あやふや…)
[メイン]
 *カジキマグロの白ワインソース(名前あやふや)
[デザート]
 *パンナコッタ
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ちなみに、デザートのお皿にはイタリア語で「祝・結婚記念日」と書かれていた。
単純に嬉しくて、ちょっとジーンとする。
第3者がさりげなく祝ってくれるのって、なんだか幸せだ。
しかも、チョコレートで書かれたその文字までオイシイ。
(ええ、モチロン食べました。)

もう、全ての味が新しくて、美味しい。
そして心地いい。
素敵な店を見つけたという喜びでいっぱい。

「2年目、3年目の記念日にも是非いらしてください」
お店で撮影してくれた大判の写真をお土産にもらい、いい気分で外に出たらもうすぐ12時だった。
ゆっくり食事とお酒を楽しむ喜びを、改めて教えてもらった気がした夜。

ゴリくんにもらった白いバラの花束を家に飾る頃、私たちは2年目に突入したのでした。



てか、前菜2品・パスタ2品・メイン1品・デザート1品にシャンパン1本、ワイン1本で1万6000円て。
コストパフォーマンス良すぎ!