こんにちは。
アートワーク・セラピストの なだふみこ です。
流産、死産、新生児死などで赤ちゃんを亡くされた方の
サポートをさせて頂いています。
難攻不落に見えた障壁が
小さな穴が開いたことをきっかけにして一気に崩れる
そんなことが歴史とか、人生にはあると思うんです。
鮮烈に思い出されるのは
1989年にベルリンの壁が崩壊したこと。
あの光景をTVニュースで見たときは感動したなあ・・・。
今回は
まあ、そんな歴史的大事件とまではいかないんだけど、
私にとっての障壁、
滞っていたことについて のお話です。
私は今、カナダ・アートセラピスト協会の認定校、
JIPATT で学んでいます。
認定アートワークセラピストの資格は持っているのですけど
「もっとシビアなケースにも対応できる力量を持ったセラピストになりたい」という思いで
アートセラピー先進国の厳しい基準にのっとった、
このスクールで学んでいるところです。
JIPATTについてはこちら↓
滞っていたことというのは、
このJIPATTのアートセラピー実習です。
コロナ禍のため
これまで実施していた施設での実習は無期限休止となり
新規実習先も見つからない!
という、非常に困った事態になっていました。
絶望的な気持ちになっていたのですが
4つの施設が連絡をくださって
実習を受け入れてくださるということになりました。
本当にありがたいです!
義務付けられている実習は
残り約200時間。
連絡をくださった施設でアートセラピー・プログラムを実施できるのは
月に1回か2回程度なので、
正直、まだまだ時間は足りませんが・・・
2020年2月以降、ゼロだったことを考えると
本当に大きな前進です。
物事が動くときというのは
小さな流れが一気に大きな動きを導いていく
そんな力があると思うんです。
「壁が崩壊するとき」が、今なのか、もっと先なのか
それはわかりませんが
今このときの小さな一歩が
「そのとき」につながっていることを信じて
できることに、ひとつひとつ取り組んでいこう と思います。