「お遊びアート」の「無駄な時間」で、弱った心に栄養を | 流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産経験のある公認心理師、アートワーク・セラピストの名田文子です。
流産の経験は、理解してもらいにくいものです。
今も心の傷が痛むのに、誰にも話せない。
そんなあなたに寄り添いたいと思います。

こんにちは。

アートワークセラピストの なだふみこ です。

流産、死産、新生児死などで赤ちゃんを亡くされた方の

サポートをさせて頂いています。

 

 

あなたは、
絵を描いたり、
ものを作ったりすることが、好きですか?

 

 

残念ながら、

「絵を描くのは苦手なんです」

「下手なんです」

というようなことをおっしゃる方とよく出会います。

 

ある研究によれば

大学生になることには、

6割ほどの人が「美術は苦手」と答えるようになるのだそうです。

 

 

でも

私の出会ってきた実感では

もっと多いような気がするなあ・・・。

 

 

だけど

絵を描くっていうのは

本来は、人間の本能的な活動だったんです。

 

幼い子どもに

紙と、クレヨンやペンを渡せば

だれでもぐしゃぐしゃと線を描いたり

点々をつけたりして遊びます。

 

自分の動きにつれて

色と形が現れる面白さ。

 

それを楽しんでいた時代が

誰でもあったのです。

 

 

「ぐしゃぐしゃ描き」を楽しんでいた時代は、

可能性にあふれた自分であり

世界は発見に満ちていました。

 

 

 

 

「こんな幼稚なこと・・・」と思うような

誰でもできるような「お遊び」のアート。

 

 

それは、疲れたあなたの心に

新しい風を吹き込んでくれるかもしれません。

 

 

 

このブログは

流産・死産・新生児死なんどで

赤ちゃんを亡くした方に向けて書いているのですが

 

 

赤ちゃんを亡くすという衝撃的な喪失体験は

心を弱らせますし、

積極的・主体的な生き方ができなくなってしまうこともあります。

 

 

そんなときに

「上手な作品をつくる」のではなくて
「遊ぶアート」で「無駄な時間」を持ってみる。

この経験が

あなたの心の栄養剤になってくれるかもしれません。