あー、ウチの子の事も語りたいなー、と(笑)
なので語ります。長くなります(笑)
興味があれば読んでくださいね。
あ、ウチの子と言っても、人間の子供じゃないです。イプヘケです。
イプヘケとは、ヒョウタンを繋げて作られた
ハワイに古くから伝わる楽器。
神聖なものであり、手にした人は自分の子供として扱います。
約5年前、ハワイに行ってる時にたまたま2日続けて
うちのクム(フラの師匠)のワークショップを受けに来ている日本の先生の通訳に入る事になり
その1日目。
突然クムが私に
"イプヘケを買って明日持って来なさい。"
"あぁ、私にもついにこの日が…!"と感激しながら
すぐにフラシスター(同じ教室の仲間)がやっているお店に連絡すると
"ちょうどいくつか入荷した所なのよ!"
そのお店は、いい物だけを選んで仕入れているので、いつもある訳ではないのです。
翌朝早起きして、お店へ。
大きさ、重さ、形、そして音を吟味して
決めたのが、この子
うちの教室では、イプヘケを持ったら最初にクムに使ってもらい
マナ(気・魂)を入れてもらう事になっている。
ウチの子を手に取って
"きれいないい子ねー、あなたのbaby。
名前を付けてあげてね" と言うクムに
"はい、Leonahenahemaikamoananuiです。"
実は、お店のあるカリヒからレッスン場所のアラモアナへの20分間程のバスの中で
名前が降りて来たのです。
クムが私に付けてくれた名前の意味は
"海を越えてハワイに戻って来る大切なレイ"
そして私がイプヘケに付けた名前は
"大きな海の向こうから響いて来る優しい声"
イプヘケには"優しい"より"力強い"がふさわしいのかも知れないけれど
私が感じたのは
"優しいけれど確かに聴こえる声(音)"
そして、クムが私のイプヘケを手にして始めたチャント。
それは、かなり前に習ってここ何年もやっていなかった
私の好きなカヒコ(古典)のチャント…!
終わった後、"そのカヒコ私が好きなの知っていたんですか?"と訊くと
"いいえ、なんだか口に出て来たのよ。
ほんと?これ好きなの?良かったわ。
やっぱり神様は何でもよく知ってるのね"とニッコリ。
でもね、ウチの子
初対面の時は"男の子だ"と思ったんだけど
いつの間にか女の子として接してる私…
も、もしかして…⁉︎


