いままでの俺と決裂するために、いままでの俺がどれだけゴミでひどかったかを思い出す。

俺はいままで、大きな決断や、大きい出来事の原因はすべて俺にあることを知ってても心の奥では『俺は1つも悪くない』と思っていた。

 

でも、そんなの仕方ないじゃないか。俺は保身に走りたい。

自分を可愛がりたい、そういうもんじゃん。でも、みんなも同じな事をわかってなかった。

みんなも俺が1番なわけない。みんなはそれぞれの個人が大切で大好きなのに、俺を一番に見ろなんて、無理に決まってる。当たり前だった。

 

俺はこれがわからないせいで数多くの別れを経験していた。

そして、それも俺が悪いとは1度も思わなかった。

わかってるよ。俺がゴミだ。周りのことなんてろくに見なかった、そんな俺が全部悪いんだ。

でも、いままでそれがわかってなかったせいで大切だった人と何度も別れた。

彼女だった人や友達だった人たち、ほかにもいろんなものを失った。でも、今まで俺は一度も『俺は間違ってない』と思ってきた。でも、もうダメなんだよ俺。俺が悪かったんだ。

 

ゲーム友達だって、俺があんなにイライラしてゲームしてたら、誰だって楽しくないし遊びたくなくなるよな。わかるよ。ごめんな。

 

彼女だった人たちだって、重いと言われて振られ続けてるんだから気が付けよ。馬鹿かよ。直せよ。ゴミが、気が付くのが遅いんだよゴミが

 

そこを認めよう。いままでの怠惰がすべてを招いたんだ。変わろう。

今日はこれからマブダチと飲みだ。弱音を吐くのは今日だけだ。

明日からは変わらなくちゃいけない。今までの友達も、今まで付き合ってくれた彼女たちも

きっとそれを望んでる。きっと思ってくれてる。

なら変わらなくちゃ。成長しなくちゃ。

変わろう。飲もう、たくさん飲もう。