飯豊連峰 2022.9 ② | ふみの山散歩

ふみの山散歩

丹沢をベースにウロウロしてます〜^^

 

 

 

(つづき)

 

 

 

 

梶川峰から観た稜線は

思った通りの、美しい稜線だった

 

あ、あそこ、今晩お世話になる「門内小屋」だね^^

 

 

 

とか言いながら

もうこの稜線のステキさに心奪われてなかなか進みません^^

 

 

今まで視界のないキツイ尾根をずっと登ってたから

そのギャップも手伝って感動が止まりません

 

 

 

 

今回はまめさんがカメラのモードを「紅葉」にしてるのでちょっと赤い感じですが、

ほぼ実際の色と同じです

 

 

 

黄色と赤と緑と平らな道!

最高すぎる〜〜〜〜!

 

 

 

天国〜〜〜〜!!

 

 

そういえば、青い空を望むことすらホントに忘れてました。

これ以上の素晴らしい光景があるか!と

心底心が震えていて空の色まで気に留めませんでした

(今なら青い方がいいなと贅沢にも思います 笑)

 

 

だんだん言葉が出るようになり(笑)

それからはヒャーヒャー、キャーキャーと歓喜の声を上げながら

歩きます(だあれもいませんので良しデス)

 

 

 

 

黄金色のこの草が動物の毛並みみたいで綺麗でした

 

 

 

雲海をこえた場所を歩いていることを実感

 

 

 

ウキウキしちゃってちょっと私の歩きが早くなってますね(笑)

 

 

 

ホントに「晴れ」なんて望まなかった

最高だ、最高だ、と思いながら歩いてました

 

 

振り返ってまめさん

秋の飯豊。稜線上の色のコントラストが終始、美しかったです

 

 

 

 

この滑らかさがたまりません

 

 

 

 

 

 

 

ここから門内まで約40分。

(今度はいつか反対方向の地神方面も歩いてみたいなー)

 

 

稜線に乗ってもまだ時折、パラパラと小雨がパラついていました

 

 

 

 

まめさんが

「今日は避難小屋泊にする?」

「その方が安全だよね、温かいし」

「夜中は予報にもあるように雨だよ」

 

 

と言うのを「そうだよねえ」と

心迷いながら聞いていました

 

 

私の中にずっと前から「飯豊はテント泊で歩きたい」という希望がありました

もちろん、天候によっては避難小屋泊も致し方ないと思ってはいましたが、

飯豊連峰の山容を想うと・・・

テント泊をしながら歩くことで

もっと「この山と共にいる」という気持ちを、感じたかったのです

(うまく言えませんが)

 

 

 

 

胎内山、通過〜

 

 

門内小屋まで後ちょっと。

 

 

 

小屋が近づいてきたら雨が止みました

そして遠くから避難小屋を見ていると

既に小屋には数人の宿泊予定者がいるのが見てとれました

 

 

やっぱり・・・

テント泊がいいなあ〜

と、まめさんにお願いする。

そして承諾を得て(笑)今晩はテント泊にすることに。

 

 

 

その前に、一旦小屋手前にある水場に降りて

今晩と明日1日歩く際の水を汲んでから行きます

 

チョロチョロ程度の水(雪解け水)。互いに3.5リットル程汲んだような。

 

 

 

この時に先に水を汲まれていた男性とお話ししたのですが

テレビクルーの方でした。山形放送の方だと仰ってましたが

今晩はそのクルー7~8人で門内小屋に宿泊するそうです

(この日はプラス、他にソロの男性が2名でした)

 

 

 

 

一方、テン場には私達以外、だあれもいません😂

 

まあ、この日はずっと小雨が降ったり止んだりのお天気だったし、

この後、夜も雨が降る予定でしたからね・・・

そんな中、避難小屋にも十分空きがあるというのにテント泊を選ぶのは

いわゆるもの好きっていうんでしょうね ww

 

 

 

門内小屋の小屋自体はというと、テン場からこんな位置関係↓

 

お手洗いは小屋横のを利用します(用足し後、自転車グルグル回して循環させるやつ)

 

 

 

小屋からテン場を見おろした感じ↓

ポツンと一軒家ゲラゲラ

 

 

お手洗いは手前の建物

 

 

小屋の中をちらりと覗いたら

一階はクルーが宴会中でした^^

 

 

ちなみに避難小屋協力金は小屋が2千円、

テント泊は千円です(1人)。

 

 

 

私達はテントに戻って2人で乾杯^^

 

9月になると小屋の管理者も上がってこないことが多く

売店などもちろんありませんので2日分のビール(500ml×2)はそれぞれで担いで上がりました。

いつものワインは荷物になるのでこれもそれぞれウイスキーを割って飲むように、

1人125ccも用意してきましたぶちゅー(お酒は活力源なのです)

 

 

 

予報では翌日未明まで雨が降り

出発する時間帯には上がってる・・・

というのを、電波が届いた所で確認していました

(稜線上、電波は不安定です)

どうか明日は晴れますように。

 

 

 

やっと、歩きたい稜線歩きが始まります

 

 

 

つづく

 

 

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