富士箱根トレイル(三国山〜鉄砲木の頭〜高指山) 2020.12 | ふみの山散歩

ふみの山散歩

丹沢をベースにウロウロしてます〜^^

 

 

 

 

今年の10月に浅井紀子さんの著書、

「道しるべに会いに行く」が刊行され

ブログでこの本について、もはや紹介の域を超えて

暑苦しく語りましたが(笑)

 

 

 

 

 

 

久しぶりにその中で紹介されている

富士箱根トレイルの一部を歩きに行ってきました♪

 

 

 

 

今回の行程は富士箱根トレイルの西側、

 

 

 

籠坂峠〜大洞山〜楢木山〜三国山〜明神山(鉄砲木の頭)〜高指山

 

 

※このうち富士箱根トレイルとされているのは

ブルーの部分です(そしてこれはそのほんの一部)ウインク

 

 

 

 

今回は登山口に降り立つまでがほぼ小旅行(遠い〜)。

電車とバスを乗り継いでやっとこのえーん、「籠坂峠」で下車。

 

 

到着したバス停「籠坂峠」は、白い車の通過している辺りです

渡ってこの道路を登りますよ

 

 

 

 

先週に続いて今回も天気予報は午後から回復の予定。

午前中は「曇り」です

出発時この籠坂峠では気温2℃!でした

ち〜とさみ〜ね ・・・

 

 

 

この道路をあがると

墓地の入り口になり、一瞬「え目?」と戸惑いますが

その奥にちゃんと登山道入り口がありました〜

 

 

後ろは墓地(お邪魔しますぅ・・・)

 

 

 

登山道へ入るともうステキ道♪

 

カサカサと落葉の音たてて・・・

 

 

 

 

 

この先もずーっとそうだったのですが

この落ち葉の量と木の種類から、

あともう少し前に訪れていたらこの辺り一帯、

どんなに美しい彩りがあったのだろうと想いを馳せます

そしてもちろんすぐに、

「来年の秋にはきっと再訪しようねチュー!」と決めたのでした^^

 

 

 

落葉の絨毯が美しい

 

 

 

 

 

ずっとこのような平らな道をカサカサと歩いて行くと

 

 

 

 

 

 

 

 

あっっっっっっっっ

 

 

 

 

たぁぁぁぁぁぁぁああ〜〜〜笑い泣き♪♪

 

 

 

 

 

岩田潤泉さんの道標です!

嬉しいいい!

 

 

『畑尾山、太刀山  あざみ平へ行くには遠回りです』

 

 

 

 

随分と古くなってしまっていますが

会えて嬉しい!すごーく嬉しいいいー笑い泣きアップ

 

 

 

アイドルの写真を撮るおっちゃんのように

ぷは〜んと鼻膨らませて

パシャパシャと撮りまくりました

 

 

 

 

この道しるべ一枚を散々撮った挙句(笑)、

名残惜しいけど通過して進む

 

 

 

するとステキな樹がぽそり、ぽそり・・・

と現れてまた立ち止まる

 

 

 

 

上を見上げると大きく上がった花火のようでした

 

 

 

 

平日。晩秋。そしてこのお天気。

比較的マイナーなこのコースは

終始カサカサと静かに歩けました(途中ソロの男性と会いましたが)

 

 

足元の落ち葉をふむ音だけが聞こえる

カサカサカサという音に集中していると

 

 

 

 

 

 

 

また

あっっっっっっっっっっっ

 

 

 

 

 

 

たぁぁぁぁぁぁぁああ〜〜〜笑い泣きクラッカー

 

 

 

やった!あった笑い泣き

あっったぁ〜!

嬉しいいいいいい!!

 

 

 

 

宝物を見つけたように高揚する。

『アザミ平』の道標です照れ恋の矢

 

 

 

やっぱり左の小綺麗な道標より、こちらが好き。

 

 

 

岩田さんの道標には体温を感じる。

温もりがある。優しさを感じる。

なんなら道標に相談とかしたくなるもんね (え)

 

 

 

 

左がコンビニ弁当

右が手作り弁当

そんな感じ

じんわりと満たされるのだ

 

 

 

こちらでも先ほど同様パシャパシャと撮りまくり

名残惜しく通過・・・ぐすんまたお会いできますように〜

 

 

 

 

この後、

キョロキョロと別のも探しながら歩いてみましたが

残念ながら、他には見つかりませんでした

浅井さんの著書によると後一つ、

三国山までにあったはずなのですが・・・

風化してしまったのかもしれませんしょぼん

 

 

 

気を取り直して進みます。

 

 

 

 

ずっとガスというかモヤの中でしたが

途中少しだけ明るくなったりして

それがまたとてもキレイでした

 

白いモヤに光が当たり

す〜っと明けていく様がステキだった

 

 

 

 

 

と、そこへ・・・

口を突き出してる樹が真正面にいて・・・

なんか「ひょっとこ」みたいでプププにひひ・・・と笑ってしまう

 

 

 

 

 

思わず真似してしまうよね(あんただけや)

 

口の左右が目に見える樹。しっかり根を張る足(根元)も好き。

 

 

 

 

この先に進むと

大好きな苔苔ゾーンもありました

 

 

前方の苔ワールドにニヤつく

 

 

 

 

苔に纏われた大木がでーんと仰向けに寝転んでるみたい

 

 

 

そしてその先には

孔雀のような不思議な鳥の木

 

↑ワタシの目の前にある鳥の木は

 

 

 

こんなです↓

 

わかります?

 

 

 

 

一応挨拶 (怪しいおばちゃん)

 

 

 

 

 

さいなら、鳥さん。くちばしの上のうぶ毛がステキだったよ

 

 

 

このハイキングコースはずっと緩やかな道なので

気持ちもゆったり、頑張ることなく穏やかに歩けるステキな道でした

 

 

 

 

今回は終始、神秘的なモヤの中でしたが

青空の中の落葉歩きもきっと、

素晴らしいのだろうなあ・・・

と想像しながら歩きましたほっこり

 

 

 

 

 

もやが濃くなってきて

「なんだかまつげに水滴がつきそうだよねニコ」と

話していると

 

 

 

木の小枝に

ステキなガラスのネックレス

 

キレイラブ

 

 

 

 

 

大洞山です^^

 

 

 

 

 

 

ずっとこんな森。

ブナなのかな?

足元にブナの実がたくさん落ちていた。

だとしたら、紅葉の時期には

やっぱりこの森は・・・真っ黄っ黄・・・ラブ

あぁ、考えただけでも漏らしそうです←

 

 

 

 

モヤ〜・・・・・

 

 

 

 

 

だけどしっとり静かで

心が落ち着く

 

 

 

 

いつも書くことだけど

 

 

自然の中を歩いていると、

自然はいつだて止まることなく

生き続けているんだなと感じます

 

 

 

新緑から花を咲かせ実となり種を落とし

種が地に落ちる

実を産み落とした葉は紅葉し、落葉し、

やがてその種の栄養となるべく腐葉土となる

 

 

 

命を終えた先代が残してくれた栄養でやがて

その種からは芽が出て、新たな命が生まれる

 

 

 

自然のサイクルはまるで人と一緒で

人は自然の一部でしかない

 

 

花を咲かせられなかった木

実をつけられなかった木も

せめて紅葉し、

 

 

 

落葉した折りには

次に芽を出す命のために

その土壌に幾分かの栄養は残そうと

 

 

葉を広げ太陽を存分にあび雨に濡れ風に打たれ

耐えながら喜びながら

生きているのだ

 

 

 

 

みんな 色々。

 

 

 

 

手をいっぱい、枝をいっぱい、

いろんな方向に伸ばして生きる方向見つけてる

 

 

 

揺れて打たれて、

広げて生きてる

 

 

 

 

 

 

だから 

そんな生き物(=樹)たちが時々

まっすぐじゃなく傾いて、

だけどまたまっすぐ立ち直ろうとしてる姿なんかを見ると

よくやった!と

 

 

 

嬉しくなるんだよね

 

 

 

やった!

よくがんばった!って。

 

 

 

ありがとう!って

感じたりして。

 

 

 

勇気づけられたりして。

 

 

 

 

三国峠。

一旦道路を横切って、鉄砲木の頭(=明神山)へ登りあげます^^

 

 

 

 

予定ではこのあたりから晴れ間が見えて、

山頂では富士山どーん!の予定だったんですが・・・にやり

 

 

 

 

どーん!ではなく・・・

 

 

どよ〜ん!    なんでやねん・・・ぼけー

 

 

 

 

 

でもススキに覆われた道は

モシャモシャとネズミになった気分を味わえて

そりゃーそれで、面白い(登りきついけど)

 

モシャモシャモシャ・・・・

 

 

 

 

パッ!

グハハ!

 

 

 

 

 

モシャモシャモシャ・・・・

パッ!

グハハウシシ

 

 

 

 

と、飽きることなくこれを繰り返す

若干(かなり)ウザイおばちゃん・・・にやり

 

 

 

・・・・。

↑飽きてようやく大人しく歩く 笑

 

 

 

 

ガス、濃い・・・(なんでやねん)

 

 

 

 

 

 

明神山(鉄砲木の頭)〜♪

 

 

 

 

こちらは去年の春に、

かねやんと訪れた以来でした↓

 

 

 

 

 

 

 

この時も微妙なお天気だったので

今度こそピッカピカの富士山どーん!を

期待していたのですが・・・えーん

 

 

 

 

 

↑山中諏訪神社奥宮・・・

 

 

 

 

今度こそこちらから富士山見えますように・・・お願い

 

 

 

 

 

出発前におやつ補給。

 

最近、近所のファミマでお気に入りの「動物カステラ」が置いてないので(泣)

今回は鈴カステラ。

こちらもどんぐりみたいでかわいい^^

優しい甘さです♪

 

 

 

カステラだけではもたないので

パンなど食べて暫し休憩し、

寒いのでとっとと進みました

 

 

ここから先はまた未知の道。

高指山へ向かいます

^^

 

 

 

 

今回の行程は終始、トレランさんが好みそうな道でした^^

 

 

 

 

途中で水玉撮影♪

キラ〜キラキラ

 

 

 

 

 

切通峠を通過

 

 

 

 

 

 

今回はずっとモヤの中、

モノクロや茶色の落ち着いた風景だったのですが

その中で唯一華やかな色彩を放っていたのが

マユミの実でした照れ

 

 

 

そのマユミの実がついた小枝が

小鳥が啄んだ時に落ちるのか、

時折地面に落ちていることがあります

 

 

 

それを見つけては見上げ、

見上げてはまた(落ちた小枝を)見つめ、

うふふ・・・照れとなります(=きもいおばちゃん)

 

 

 

またあったよー

 

 

 

 

かわいーねー

ブローチにしちゃおー

 

 

(無造作すぎる件・・・にやり

 

 

 

高指山へひと登りの道の途中で

なんと

 

 

 

やっと、青空が顔を出しました(クー!今かい!)

 

 

 

青空が少しでも顔を出すとまるで違う世界ラブ

 

 

 

 

振り返って

マユミの木とまめさん

 

 

 

 

 

マユミちゃん・・・おいしそう(え)

 

 

 

 

そしてお初の

『高指山』ほっこりグッド!

 

うあー!すごいステキな光景!

 

 

 

晴れていれば多分、真正面に富士山どーん!なのかな?

でも今日はずっとモヤの中だったから、

富士山がたとえ見えなくても

景色が望めるだけ嬉しいのでしたニコニコ

 

 

 

 

雲の隙間から天使の梯子。すってき〜♪

 

 

 

山頂にはベンチが一つあり、

そこではカップルさんが宴会らしきものをしていました^^

晴れていればいつか私たちも・・・グヒヒヒ←

 

 

 

ここで予測していた帰りのバスの、一本前のに乗れそうだったので

ゆっくりせずにとっとと降りることにしました

 

『平野』へ降りまーす

 

 

 

 

途中、過去には山中湖への観光を目論んでの

ホテルやペンションだったのか、

今となっては廃墟となっている建物を通りすぎ

 

 

 

 

 

 

平野のバス停へ♪

こちらに観光案内所があったので

一応バスの時間を確認しましたら

ネットで見ていたバスの時刻表は随分前のだったことが判明しびっくり

もう少し後に来ると思っていたバスは5分後に到着するとのこと!

 

 

 

アビネー叫び

よかったね〜!

とそのままバスを待つ

 

時々こういうことが過去にもあったんです。

時刻表などに関してはネットでアップされているのを

100%信じるのは危険ですね〜あせる

不慣れな場所はこれから事前に電話で確認しようねと言い合いました

 

 

 

 

 

御殿場駅前でラーメン屋さんに入り

お疲れ乾杯と餃子、

そして私は塩ラーメン、まめさんは味噌ラーメンを頂きましたべーっだ!

 

ごちそうさまでしたー

 

 

 

 

やはり富士箱根トレイルは楽しいな〜

いつか、全山縦走できたらいいな〜♪

と妄想しています照れ

 

 

 

 

 

ありがとうございました

 

 

 

 

 

日に日に、冷たい日が増えましたね

風邪などひかぬよう、

温かくしてお過ごしくださいね

 

 

 

 

 

ほっこりパー