8/4~8/6、
岩手山 と 裏岩手縦走 に行ってきました
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8/4・・・・(馬返登山口)〜岩手山〜(鬼ヶ城)〜姥倉山〜松川温泉(泊)
8/5・・・・(松川温泉)〜源太ヶ岳〜嶮岨森〜諸桧岳〜畚岳〜八幡平(泊)
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お山の為に
この日程で休みを取っていたにも関わらず、
全国的にお天気が芳しくなく
予定していた山域の第一候補、第二候補も全て・・・・・
どうしよう
予定していた山域は
雨でも行こう!と思うにはもったいない山域だったので
あちこち彷徨い、
なぜかこちらだけが『晴れ』予報
まるで導かれるように
こちらのお山に決めました
久しぶりのお山にドキドキワクワク
初めての山域にドキドキワクワク・・・・
なのに・・・・・
しょっぱなから
飲み屋の写真・・・
行きは盛岡駅まで東京発の深夜バスで行くことにしたので
23時30分までの待ち時間、
ちょっとね・・・
ちょっとよ・・・
あやうく盛り上がりかけ、バタバタと店を出ました
3列席でそれぞれカーテンで区切られ、
膝から下もクイ〜ンと持ち上がり
結構平らに横になれました
SAでのトイレ休憩で起こされることもなく(トイレはバスにあるのです)
今までの深夜バスより快適に眠れました
7時前に盛岡駅とうちゃこです
岩手山はいくつかの登山口があり
今回は『馬返登山口』から登ることに。
馬返登山口までは、タクシーで30分位です
盛岡駅からタクシーで乗り付ける予定でしたが
今回は なんと
岩手に住んでいる山友さんが
(出勤前だというのに!)登山口まで車で送ってくれることに
久しぶりの再会にワーイと喜び、
早速登山口へブイ〜ンと飛ばしてくれました
さらに
登山口で、『不要な荷物を置いて行きな〜』と
荷物を預かってくれました
2日目の避難小屋泊の為のマットやらシュラフやら調理器具やら、
諸々のものをどっさり預かってもらったので
テン泊用のザックはみるみるうちに日帰りハイキング仕様!
しょぼ〜んとしぼみ、楽チンチ〜ン
軽〜い!
助かる〜!わ〜い
これが、どんなに有り難いことかわかるのは
岩手山に登りはじめてすぐでした
へなちょこ夫婦デス・・・
↑山友さん。この山旅では最初から最後までお世話になりました
では、行ってきま〜す
と登山口に入ってすぐに
おにぎりタイム(笑)
朝ご飯です
駐車場からすぐのところで食べましたが
もう2〜3分も行けばトイレも立派なものがあり
湧き水もありました。ここで水の補給できます。
岩手山は結構、水場が豊富です。(途中にも何ヵ所かありました)
さあ やっとこ、出発します!
樹林に入ってすぐ
山友さんから
『クマ鈴は絶対忘れないでよ〜!』と言われていました
チリンチリーーーーン
チリンチリーーーーーーーーーーーンンッ
4合目まではあまり視界が開けませんが
初めての道は興味シンシン
キョロキョロしながら進みます
そして4合目を過ぎて
一旦視界が開けます
が、
この日は少しガスがかかり気味でした
でもなぜかあまり『お天気がよくない』という印象はなく
常にチラリチラリと晴れ間もあったので
『よかったね〜』とさえ言い合っていた程です
ザーザーに打ちのめされた経験が重なると
人間、欲張りません ( ̄▽ ̄)
赤茶けた岩。
足元には花
岩手山は
岩手のシンボルだなあと思います
岩手の人達にとっての岩手山は
日本人にとっての富士山みたいで
皆に愛されている
誇りに思っていらっしゃる
実際その岩手山を目にした時
その何とも言えない包容力のある姿に
惚れ惚れとします
静かに大きく、
見守ってくれているような安心感と
勇気をくれるような山容
ああ すきだなあ
と思う。
あの山の姿をみていると
『ズルなしで 生きたいな 』なんてことを
漠然と思うのです
7合目とうちゃこ〜!
1合目〜山頂まで、ぜーんぶ、その前で記念写真を撮っていたのですが
キリがないので割愛します
7合目まで来たとき
岩手山のテッペンがみえた
うう〜
うれしい〜
ひろ〜い
東北の山
ずっと、密かに憧れがありました
なだらかで繊細
優しくて厚い
そんな人に ・・・
なりたいなあ〜
向こうに見えるのは『八合目避難小屋』
スイスアルプスみたいな光景にうっとりします
ああああ・・・・ステキすぎです
近づくと
現実的ですが(笑)
でもこれ、『避難小屋』ですよ〜?
立派すぎてびっくりです。
どっからどうみても立派な小屋でした。
中もしっかり山小屋で、この期間は人が常駐していらっしゃるので安心です。
安定した青空もみえてきました
こちらでバッチを買って少し休憩します
めちゃ暑かったので気温計見ると『29℃』
そら暑いわ〜
こちらでも湧き水が豊富にあります
トイレもお借りしました(キレイ!)
ここから
『不動平』まではすぐ。
一旦、不動平避難小屋に荷物をデポしに寄ります。
この避難小屋、
石の家で、まるでハイジの家みたい(///∇//)
かわいい・・・
中はどうかな・・・
き き きれえ〜〜〜〜〜〜い (ノ´▽`)ノ
東北の避難小屋は(少なくとも今回歩いた山域の避難小屋は)、
驚く程みんな!キレイです!
他の地域の『山小屋』よりも
清潔で快適だったりします
この避難小屋も、ドアを明けると
ヒバの香り(?)がプア〜〜〜〜ンと香って、ステキでした
傍に
ウスユキソウ
避難小屋でゆっくりしたくなる誘惑を振り切って
いざ、山頂へ!
ああ〜・・・
きれい
岩手山はカルデラ火山なので
山頂ではお鉢巡りができます
私は富士山に登ったことがないので
これが人生初!の『お鉢めぐり』となります
山頂に辿り着くまでに
すでに何度も立ち止まる
美しい
そして
この光景をみて、息をのみました
自然のエネルギーみたいなのが
ワンワンとたちのぼっていました
ああ
きれいだなあ
お鉢の真ん中、に『巌手神社の奥の院』がありました
この横を通過して歩くこともできますが
今回私達はお鉢巡りをぐるりと歩きたかったので通らずです
上から遠目にお参りさせて頂きました
避難小屋から1時間弱で一周。
このお鉢周りはコマクサの群生地でもあり、た〜くさんあったのですが
ほとんどがもう、おわっていました
一株だけキレイな形で風にプルプル揺れていましたのでパシャリ
避難小屋にもどるまでのこの全体の光景も
何度もため息がでました
優しいんですよね
山の雰囲気、全体が
そして避難小屋
ああ〜 かわいい。こんなお家に棲みたいなあ〜
避難小屋の壁に
避難小屋の中は暑いので、外でおにぎり食べました
下山は『鬼ヶ城』方面を経由して『松川温泉』へと降ります
この日は、朝方登山口まで送って頂いた山友さんと
この温泉で一緒に食事をしてお泊まりの予定です
楽しみだなあ〜
つづく