新・炸醤麺と水餃子大好き荒川のブログ

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1.今はこのくらいの大きさにカットした状態でも売ってる。昔は玉で買った西瓜をこの大きさに切って食べていたね。

 

2.最近はこのくらいの大きさで出てくる。

 

3.冷麺にのってくるのはこのくらいだよね。中国の宴会で出てくるのもこのサイズだ。

 

 

 

 

 

盛岡の老舗の蕎麦屋さんではこういう薬味が付いてくる。

 

ゴンパチだ。東京ではもみじおろしって言うね。

 

天ぷらの薬味じゃないよ。この店に天ざるは無いんだ。

 

ゴンパチはもりそばにもかけそばにも付く。この日注文したのはとろろそば。そうそう、日本三大蕎麦のわんこそばにはこれがないと始まらない。

 

何でゴンパチって言うんだろうと、ネットで検索しても分からない(10年ぐらい前まではゴンパチという薬味自体を書いてる人いなかった)。ならばと蕎麦関係の本を調べていたところ、『そば辞典』(植原路郎 著 柴田書店1975年)でやっとこんな記述をみつけた。

〔権八辛子 ごんぱちがらし]

みかけはきれいだが、辛味はたっぷり。平井(白井)権八・小柴の情事を描き出したその権八にゆかりを求めた名称。(平井権八は延宝7年=17世紀中ごろ処刑)水気のない辛い大根に箸でいくつも蓮根の切り口のように穴をあけ、これにたねぬきにした唐辛子を差し込み、おろし大根としたもの。「もみじおろし」ともいう。田舎そばを味わうには、よく釣り合う薬味である。「権八おろし」ともいう。

もう一か所

〔もみじおろし〕

紅葉(もみじ)色をした大根おろしという意味。「出雲そば」や「わんこそば」にはつきもの。大根の切り口に割り箸をさし込んで、蓮根のようにいくつもの穴をあけ、それに唐辛子をさし込んでおろす。「もみじおろし」のことを「権八辛子」ともいう。芝居や講談でお馴染みの白井(平井)権八、垢ぬけてきれいだが、鈴ヶ森で凄いところを見せる。見かけによらぬ辛いおろしのしゃれ。

とある。赤くてきれいな見かけに似合わず辛い?唐辛子伝来以前は赤い=辛いではなかったんだろうから意外性はあったのかもしれないが、どうも説得力に欠けるなぁ、

 

ところがある日テレビを見ていたら、ゴンパチそっくりのものが出ていた。血綿だ。

〘名〙 血に染まった綿。特に、歌舞伎の小道具の一つとして、傷口から出る血のように見せる赤く染めた綿。

歌舞伎で権八を見ればきっと謎が解けるだろうと思いながら機会をうかがっていたけど、やっと、

アシェットの歌舞伎特選DVDコレクション 6号 『御存鈴ヶ森』

で見ることが出来たよ。

 

権八さんは赤い股引を履いているね。雲助を切ろうとしている。

 

顔面を削がれて出て来たのはまさにゴンパチ。『御存鈴ヶ森』は雲助を切る場面が見せ場なので、印象に残っただろう。

カメラで撮った画像を適当なサイズに縮小して、配置を考えながらHTMLを手打ちしてHPを作っていた時代に比べればBLOGは随分楽なんだけど、今いる場所の名前や住所が出てくるFacebookは、左手に芋焼酎のコップを持ちながら右手の親指1本で書けて圧倒的に便利。

しかしFacebookはフロー型。情報を蓄積するという考えが利用者にもないので、指一本で書いたとはいえ、ある程度手間をかけて書いた自分の文章が他人の判断で消えてなくなることもある。過去の文章の検索も簡単じゃない。

 

ということでBLOGの意義はまだあるんだけど、なかなか昔の感覚が戻らないな。

 

さて。