2017年から始めた不妊治療。
西川産婦人科、神戸ARTの顕微授精、凍結胚移植を経て
2020年11月妊娠確定、小国病院へ通院している
fumiemoです
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/033.png)
不妊治療をされていて病院選びや転院を考えて
おられる方へ、個人的感想ですが
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
、
何かしらの参考になればと思い、備忘録も兼ねて
綴ります
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/033.png)
私が神戸ARTで行った治療について
簡単にまとめました。
記憶が曖昧になっているところがあり、
事実と違うことも含まれているかもしれません
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
遺伝子(着床前診断)カウンセリング
転院当初は、すぐに採卵しようと考えてましたが、
前院で3回(受精卵6個分)の凍結胚移植をしても妊娠に
繋がらなかったことから、
初診時にK先生より着床前診断を勧められました。
染色体異常を持っていない正常な受精卵を見つけ出す着床前診断を受けようとする夫婦は、必ずこのカウンセリング・説明を受けなければなりません。
1時間ちょっとで、3000~4000円くらいの費用だったでしょうか。
必ず初診を受けてからの予約で、2~3ヶ月後にしか予約は取れない状況でした。(2019年当時)
カウンセリングしないと着床前診断できないし、となると採卵もできません。(着床前診断しない方はすぐに採卵周期に入れますが。)
なので、結構焦りました。
刻一刻と卵子の質が落ちていく。。。と
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
クールな感じの女性専門カウンセラーが、
不妊の遺伝的要素を探るため、
治療歴や家族のことを詳しく聞かれました。
自分の両親が不妊だったかどうか、病歴など
事前に聞いておくといいかもですね。
我々夫婦は不妊に直接繋がる遺伝的問題はないだろう、
ということで、
着床前診断の手順やその精度など説明を受けました。
体外受精した受精卵(胚盤胞)から
数個の細胞を取り出し、
24種類全ての染色体の診断を行い、
正常型の染色体であるか否か通知してくれます。
採卵
私は2019年7月に採卵を行いました。
クリニックでは、誘発方法として、
低刺激、中刺激、ショート法、ロング法、
と患者さんによって使い分けをされているようですが、
私は前院同様、アンタゴニスト法でした。
排卵誘発剤を10日間くらい毎日注射し、
(私は通院負担減らすため、自己注射しました
![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
通院してクリニックで看護師さんに
打ってもらうのも可能)
ある程度卵胞が育ってから、
排卵抑制のアンタゴニスト注射を数日打ちます。
その間にも卵胞の大きさチェックで、
1~2日おきに通院も必要です。
採卵日は、卵胞の大きさ、状況により2日前に
決まるので、仕事休んだり調整が必要です。
採卵日の2日前の深夜に最後の注射を自己注射します。
(採卵日時から逆算して時間指定される、
私の場合は24時だった
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
)
採卵当日は、朝から主人に専用容器に
射精してもらって温めながら持参しました
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/027.png)
精子数に不安があったし
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
、
当日私自身麻酔かけるので念のため
主人にも同行してもらいました
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/029.png)
(ちょうど土曜日で仕事休みでよかった。。。)
採卵時には夫同行率高そうでした。
採卵直前くらいには、卵胞がたくさん育ってて
お腹が張って動きが鈍くなるし、
帰りも多少しんどいので、
誰かに付き添ってもらえると心強いですね
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
麻酔するので、前日24時以降絶飲食で
腹減ったな~、緊張するな~
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
と思いながら
クリニック北側のIVFセンターに直行、
リカバリー室に通され、
病衣に着替えて待機します。
手術室に呼ばれたら、持参したナプキンとショーツ
と診察券を持って入室。
手術台にて、足広げて仰向けで、
麻酔を入れたらスッと意識なくなり、
その間に採卵がパッと行われていたようです。
全く痛みや記憶はありません。
すぐ目が覚めて、自分で歩いてリカバリー室に
戻ったと思うけど、記憶が定かでない。。。
でも知人が、この採卵手術で麻酔明けに
看護師さんに暴言吐いちゃった
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
という笑い話聞いたことあったので、
しきりに「暴言言ってなかった?」と
主人に確認していたような(笑)
しばらく休んでから、
術後の診察があり、
そこで採卵結果を教えてもらえます。
私は14個採れました
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/023.png)
精子数が少なめのため、振りかけではなく、
顕微授精となりました
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
お値段アップするけど、しょうがないよね、
確実にいこう
![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
受付にて、お支払。
採卵 ¥183,600
胚盤胞培養 ¥32,400
顕微授精 ¥54,000
当日お会計合計
¥270,000![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
近くで軽く食事をして、
さっさと帰宅しました。
前院での採卵後は吐き気と倦怠感が強くて、
ボロボロの状態でしたが、今回はまだ全然マシでした。
10日後くらいに受精結果を電話で確認。
14個とも成功
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/028.png)
だけど、そこから胚盤胞にまで上手く育ち、
着床前診断へとなると卵の数はだいぶ減っていきます。
着床前診断
胚盤胞から数個の細胞を採取し、
次世代シークエンサーを用いて診断するものです。
検査の精度97%、誤診の可能性は3%だそうです。
採卵後は全ておまかせで、結果が郵送で届くのを
ただひたすら祈りながら待つだけです
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
7月中旬に採卵し、結果は8月初旬~中旬に
届きました。
私は14個の卵子が取れて、14個とも受精はできた
ようですが、培養して胚盤胞にまで無事成長し、
検査に回ったのは9個でした。
下記写真が届いた検査結果の一部。
英語表記で一瞬面食らうも
![ゲロー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/038.png)
、
裏面に日本語解説あり
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
胚盤胞(我が子)の写真もあり、愛着が湧きます(笑)
(手書きは私の書き込みです
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
)
NORMALが正常卵です。
ずいぶん減っちゃったけど、
1個もないかも。。。と最悪の事態も
覚悟していたので、とても嬉しかったです。
なんて、当時の私はお気楽に考えていました
![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
続きは、後程。
そして、着床前診断のお値段はっ!!!
技術代、凍結費用も含めて合計
¥702,000
もちろん保険適用のない、全額自費ですし、
検査に回った卵が多ければ多いほど、
高額になります。
消費税も重くのしかかる。。。
検査1個あたり、8万円弱といったところでしょうか。
我が家にとっては大金でしたが、
後悔はしていません
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/048.png)
着床できないかもしれない、流産するかもしれない
卵を移植し続けて、毎回傷ついて苦しむよりは、
移植代金を払い続けるよりは、
よかったと思っています。
つたない長文にお付き合い頂き
移植や他検査について、次の記事に続きます。