植物なのにオメガ3脂肪酸たっぷり

 

 全国どこにでも生えてる雑草の類なのに、こんな栄養豊富なものがあるなんてちょっと驚異的。しかもいろんな食べ方があって、レシピも広く知られている。興味のある方は「スベリヒユ、食べ方」で検索してみて下さい。

 スベリヒユはスベリヒユ科スベリヒユ属の1年草植物。起源はインドとペルシャ。古代エジプトの時代は薬草として用いられ、中国では生薬(馬歯見)として用いられてきました。
 含む栄養素はオメガ3脂肪酸、繊維、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、鉄、マグネシウム、マンガン、カリウム、カルシウム、銅、ベタレイン色素、カロテノイドなど。生命力に関係する栄養素が豊富です。
 スベリヒユの効能は①ダイエット②心臓病の予防③胃腸の健康④肝臓強化⑤血液サラサラ⑥骨強化⑦自閉症、発達障害予防⑧抗がん作用と幅広いものがあります。
 食べ方は①生のままサラダとして食べる②蒸して食べる③スープにする④スムージーにする⑤炒め物にする、など。山形県では「ひょう」と呼ばれ、茹でて辛子醤油で食べるほか、干したものを煮物に入れる。

 スベリヒユのオメガ3脂肪酸は、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)ですからすごい。イワシやサバ、サケ、サンマなどに含まれることは知られてますが、まさか道端の雑草にそれらが豊富に含まれているとは…。