職場で暴力を振るわれ、何かを変えなければならないと考え、少林寺拳法を始めて、1年が経ちました。

先月、昇級試験を受けて合格したので、3級になり茶帯になることができました。


まだ形を覚えているだけで、実際に使える技は少ないなと感じているところではありますが、武道の面白さは引き続き感じているので、なんとか続けていけそうです。

未だに、安定剤を飲みながら続けています。


武道には、いろいろと社交不安の改善に効果がある点が含まれているように思えます。


人と手を取り合って、技を掛け合うことで、安心感のようなものを得ることができますし。

突かれたり蹴られたりすることに、シンプルに慣れることもできますね。(それが、心のダメージには繋がりにくくなる感じがします)


そして、定期的に貰える広報誌には、「主体的に生きる」ということがテーマの文章が書かれていたりして、それが今の自分のカウンセリングにおけるテーマそのものだったので、驚くということがありました。


職場と家の往復だけでは得られない、対等な人間関係が得られるという利点もあります。
(もちろん、どの武道をどんな指導者のもとでやるかによっても違いはあると思いますが…)



職場における暴力の解決方法としては、遠回りに思える道を選んだ訳ですが、そんな道からも得られるものは多かったように思います。


こころのように複雑なものを、ブログという場で扱うのは難しく、具体的な解決策のない文章になりがちなのが残念ですが、不安が強い方は薬を飲むことにより不安を和らげつつ、自分のこころの思うままに一歩踏み出してみるのもいいかもしれません。


心理カウンセリングを定期的に受けて、専門家の方と共に自分のこころと向き合うことも、大事なことだと思います。


それでは、失礼します。