信越五岳のダメージが多少残っていますが、秋にロングルートを誘ってくれる友人から今年もお誘いを受け行ってきました。

今回は尾瀬。

大清水→燧ケ岳→尾瀬ヶ原→至仏山→鳩待峠

の30kmルート。

22日の仕事後に集合、大清水駐車場に止め仮眠。

2時過ぎに登山開始。

暗い道を登ります。

やはり疲労があるのか、足の置き場が定まりにくく踏ん張りも効かない。

ちょくちょく石ですべる。

尾瀬沼周辺の木道で2度コケる…。

滑ると分かっていたのに滑ってこけた。

手をつき、尻餅。

お尻と左手掌が痛い。

尾瀬沼でうっすらと夜が明けてきた。

ここから一気に登る。

石が滑り、うまく登れない。

腕が痺れる。

まだ本調子ではなさそう。

友人の後ろを何とかついていく。

登るにつれてガスの中。

俎グラは真っ白。

が、そこからブロッケン現象(御来迎)。

ガスガス強風の中、しばし幻想的な景色を眺める。

写真はフォーカスがなかなか合わず苦戦。

ピークの柴安グラは真っ白でした。

尾瀬ヶ原へ下山。

この下山道がぐちゃぐちゃ。

だいたいいつもぐちゃぐちゃらしい。

登ってきた方の足は泥まみれ。

二週続けてのぐちゃぐちゃドロドロ…。

これ以上こけないように気をつけながら下る。

尾瀬ヶ原へ降りてきた。

靴とゲイターの泥を洗い休憩。

そして尾瀬ヶ原の木道ハイクへ。

草紅葉が色づき始め、いよいよ紅葉シーズンの始まり。

振り返ると登ったきた燧ケ岳。

はるか先にはこれから登る至仏山。

いやぁ、絶景絶景。

写真が忙しく先に進めない（笑）。

水芭蕉の時期の次に紅葉シーズンが混むのだと友人が教えてくれた。

たしかに次から次へと人が来る。

ようやくようやく、至仏山の登山口へ。

このまま下山もできるが、もう一踏ん張り。

登っていきます。

眠さが出てきたけど、足は朝より動く。

振り返ると眼下に尾瀬ヶ原。

山頂手前からまたガス。

残念ながら至仏山山地もガスで展望なし…。

鳩待峠へ下山。

移動時間が12時間を超え、だるさと眠さの中下ります。

鳩待峠まで下山。

ここから戸倉の駐車場までバスで降り、そこからタクシーで大清水へ。

バス待ちはかなりの列。

疲れた体で40分くらい待ちました。

今日の二座は展望は残念でしたが、尾瀬ヶ原の絶景と、ブロッケンは最高でした。

18.09.23 尾瀬