映画「犬鳴村」とは?

犬鳴村は、「呪怨」シリーズで知られる清水崇監督が手掛けたホラー映画です。

福岡県に実在する心霊スポット「旧犬鳴トンネル」と、ネットで広まった「犬鳴村伝説」を組み合わせた作品として公開当時かなり話題になりました。

ただの幽霊映画というより、「閉鎖された村」「呪われた血筋」「水に沈んだ過去」といった、日本ホラーらしい不気味さが強い作品です。

突然大きな音で驚かせるというより、「なんか嫌だな…」という空気でじわじわ怖くしてくるタイプなので、昔のJホラーが好きな人にはかなり刺さる映画だと思います。

映画「犬鳴村」あらすじ

主人公の森田奏は、幼い頃から普通の人には見えないものが見える女性でした。

ある日、兄の悠真の恋人・明菜が、心霊スポットとして有名な旧犬鳴トンネルへ向かったあとから様子がおかしくなります。

明菜は突然奇妙な言葉を口にし始め、精神的に不安定になっていきました。

さらに、自宅マンションで異常な行動を見せたあと、飛び降りて死亡してしまいます。

その出来事をきっかけに、奏の周囲では不可解な怪奇現象が続くようになります。

水の中に現れる女、突然聞こえるわらべ歌、不気味な気配。

調査を進めるうちに、奏たちは「犬鳴村」という存在へたどり着きました。

その村は、かつて山奥に実在していた集落であり、ダム建設によって水底へ沈められたと言われていました。

さらに森田家は、その犬鳴村と深い関係を持つ家系だったのです。

映画「犬鳴村」ネタバレ

ここからはラストまで含めてネタバレしていきます。

犬鳴村の秘密

物語後半で明かされる犬鳴村は、単なる都市伝説ではありませんでした。

外の世界から隔離され、差別されながら暮らしていた村だったのです。

村人たちは独自の文化を持ちながら生活していましたが、外部から恐れられていました。

その結果、ダム建設によって村ごと沈められてしまいます。

しかし、理不尽に消された村人たちの怨念は消えず、水底に残り続けていました。

本作の怖さは、「呪われた村」だけではなく、「歴史ごと消された人々の恨み」が描かれているところにもあります。

森田家との因縁

奏の母・綾乃も、過去に犬鳴村と関わっていました。

森田家には代々霊感の強い女性が生まれ、その力によって犬鳴村の霊を感じ取っていたのです。

つまり奏が怪異に巻き込まれていたのは偶然ではなく、血筋によるものだったということになります。

途中から単なる心霊映画ではなく、「逃げられない呪い」の話へ変わっていくので、このあたりから一気に不気味さが増していきました。

ラストの意味

終盤で奏は犬鳴村へ向かい、呪いを終わらせようとします。

しかし、最後まで見ると完全に解決したようには見えません。

ラストでは再び不気味な気配が現れ、「犬鳴村の恐怖はまだ終わっていない」と感じる終わり方になっています。

スッキリ終わるタイプではなく、見終わったあとに嫌な感じが残るラストでした。

映画「犬鳴村」感想

個人的には、かなり昔のJホラーっぽい空気を感じる映画でした。

特に旧犬鳴トンネルへ向かうシーンは雰囲気がかなり怖く、「何か出そう」と思わせる空気作りがうまかったです。

逆に、ストーリーは設定をかなり詰め込んでいるので、人によっては少し複雑に感じるかもしれません。

ただ、「リング」や「呪怨」みたいな、じめっとした怖さが好きな人にはかなりおすすめできる作品だと思います。

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まとめ

映画「犬鳴村」は、実在する心霊スポットと都市伝説を組み合わせた、日本ホラーらしい不気味さが強い作品でした。

派手な演出よりも、「空気」で怖がらせてくるタイプなので、見終わったあともじわじわ嫌な感じが残ります。

トンネル、水、村、わらべ歌といった和風ホラー要素もかなり強いため、昔のJホラーが好きな人ならかなり楽しめる作品だと思います。