そろそろ、もういい時間だろう。
年の功というヤツで、ナマイキJDとのトークも、
「はっはっは!やっぱ若い子は違うね😃」
なんて、
ジェントルマン対応っぷりを見せていた俺だが、その実、心の中では、やはり俺の好みはアルコールと偽りのリア充キャンパスライフで汚染されたJDなんかではなく、フーマ様と同じく純真無垢な心を持ったJ◯だと心に誓い、自らの肝臓をアルコール消毒させていたのだった。
そして、
救世主は現れた。
ボーイ「そろそろお時間です。」
(ようやく一人時間に戻れる。)
しかし、
救世主と思ったそのボーイは卑屈な笑みを浮かべ、すぐに堕天使の素顔を現した。
ボーイ「延長できますが、いかがされますか?」
は?
はぁ???
残念ながら‥、
出資者のシャチョー(仮)は、着いていた嬢をいたく気に入っていたようだった。
嬢の「シャチョー😘」の言葉一言で、さらっと延長が決定。
ボーイ「女の子そのままだと指名になりますが(ニヤリ」
(いや、100万歩譲って延長はいいが、ナマイキJDは勘弁してくれ)
その瞬間、ナマイキJDは純真無垢なJ◯の顔つきに豹変し俺の顔を覗き込んだ。
いや‥、そんな顔されても、そもそもおれはびた一文払ってねーから‥。
俺たちは4人で来ていた。
そして‥、覗き込まれた顔をパスするかのごとくシャチョー以外の全員が無言でシャチョーに判断を委ねたのだ。
シャチョー「おう。全員指名な。」
(違うよ‥。)
儀式が終わると、本来の姿に戻ったJDはまた聞いてもない自分のプライベートをベラベラ話し始めたのだった。
JDよ‥。
ここで、
一つ言っておく。
貴様は間違っても、あと10年20年したときに、
「ワタシ、若いころはイケイケ⤴️⤴️でぇ~。指名バンバンもらってえ~✌️✌️」
何て、
自慢するなよ💢💢💨
貴様は!
本人を前にして日本人の断れないココロと善意でこの場末のキャバクラで行き長らえているだけだと、自覚してくれ!
少なくとも、この瞬間はな!
そして‥、
今日の一人時間を諦めた俺は飲み放題の安っちいウィスキーの水割りを体に流し込み。
二日酔いに陥ったのである。
プロレスに絶対はない。
が、
酒を絶ち、大義名分がある俺がキャバクラに行くことは‥、
もうないだろう。
しかし!
それでもやはり、
絶対はないのである。
もし、
『いやいやフーマくん、それは歌舞伎町のキャッチが連れていくような店とか地方の場末の店のハナシだろぅ?俺が銀座の高級クラブを体験させてあげるよ!』
という、ホンモノのシャチョーさんがいたら、それはそれで本当に勉強になりそうだから行ってもいい。
ま、
もち、あんたのおごりなのは言うまでもないが!!!
そんなシャチョーさんは是非連絡して欲しい。
ちなみに、
コロナウィルス対策で既に2ヶ月近く花の都・大東京の地を踏んでいない俺だが、6月いっぱいは都内には立ち入らない予定なのでそこんとこはヨロシク👍