#1 薩摩球児の、終われない夢から
今年で7回目の開催を迎える「マスターズ甲子園」。
元高校球児が、青年そしてオヤジになった今、
もう一度あの頃のココロに回帰し、OBチームを結成して、
予選を勝ち抜き、甲子園でのプレーを目指そうというイベント。
「生涯スポーツ、マスターズスポーツが、各カテゴリーで拡大の一途を
辿る中、国民的スポーツ・高校野球で、それが出来ないはずかない。」
そんな思いを抱いた、鹿児島の元高校球児の、たったひとりからの、
熱い思いから、このイベントが産声をあげることとなる。
その鹿児島出身の元高校球児が暮らすのは、甲子園のある
西宮市の隣の、神戸市。勤務先の高台からは、空気の澄んだ日など
神戸1000万ドルの夜景のそのむこうに、ダイヤモンドを照らす
カクテル光線を、かすかにのぞむことができた。
高校球児の頃は、遥かなあこがれの場所。
そして今は、手の届く、目に飛び込む、足を運べる場所。
しかしながら、その土の感触は、昔からずっと、おあずけのまま。
永遠の憧れは、アラフォーにさしかかった今、
あの時と何ら変ることはない。
皮肉にも、毎日通う仕事場からのぞむ、かすかなカクテル光線が
その思いをより強くしてしまう。
~ 年々拡大するマスターズ甲子園の、その源。
時は流れて、今年は第7回。
いやがおうにも、封印したはずの、忘れようとしていた
数々の思いと物語が、動きだしたのです。