最近、ブックオフに読まなくなった漫画や、書籍を売りに行っている。一冊5円だったり、10円だったり、最高金額が300円だったりと、いろいろなんだけど、12冊漫画を売って、60円(;^_^Aとか、正直、「もう少し、高く買ってくれよ!」とか、心の中で思ったりもするんだけど、まあ、一種の断捨離にもつながっているから、これはこれでわるくはないのかなあ...と、自分で自分に言い聞かせていたりもする。

 思えば、昔から、モノを捨てるのが苦手で、よく整理・整頓と言われるけれども、このうちの「整理」が「モノを捨てる」ことだから、これはできているとは言い難いなあ...と、昔から思っていた。部屋を片付けしていると、「あれもとっておこう。これも一応、とっておこう。」といった形になってしまい、結局、モノを減らすことができずにいたのかもしれない。もちろん、「捨てなくてよかった!」というモノもあるにはあるんだけれども、一方で、「これは捨ててもいいよね」的なものも、ごっちゃになってしまっていて...もし、家庭科の授業で、整理・整頓の授業があったとしたら、僕の場合には、どんなに頑張っても、5段階評価の3が限界だなあ...(もしかしたら、「2」かもしれない)と、こうして、本を売りに行っていく中で、改めて思ったりする。

 モノは、あればあるだけ、その選択肢が広がるんだから、多ければ多いほど良い!みたいな価値観に未だに、どこか支配されている感じもしていて、ビジネスでも、いらなくなったモノは廃棄しないと、倉庫の費用がかかるから、結局、コストパフォーマンス的には、マイナスインパクトになっちゃうでしょ?と、それは、プライベートでも言えることなんじゃないの?と、自分に言い聞かせてみたところで、結局、「もったいない...」と思ってしまうんだよなあ。

 たしか乃木坂46の歌にシンクロニシティという歌があったと思うんだけど、本にも「シンクロニシティマネジメント」という本があって、この本の内容によれば、「いらなくなったものは(不要なものは)、とにかく捨てなさい!」ということが、徹底して書かれていたと思う。もちろん、この「シンクロニシティマネジメント」に書かれていることが、すべてだとは思わないけれども、少なからず、「モノを減らす」ことによるeffect(良い影響)というのも、あるのかもしれないなあ...と、思う今日この頃。

 よく、自分の部屋の状態が、自分の頭の中の状態だ!と、言い切る本もあるけれども、そういった意味合いからも、僕の場合には、決して合格点とは言えないなあ。