舞台鑑賞強化月間、今日はバレエです。
新しく新国立劇場のバレエ部門の芸術監督に就任したデヴィッド・ビントレー氏のオープニング演目となるものは・・
トリプルビル ----> 3本立て という意味だそうです。
今日は、「シーズン開幕」といったところで、大体ヨーロッパなどでもクリスマスシーズンを中心として開催されます。

「ペンギン・カフェ」
振付:D.ビントレー
音楽:S.ジェフェス

「シンフォニー・イン・C」
振付:G.バランシン
音楽:G.ビゼー

「火の鳥」
振付:M.フォーキン
音楽:I.ストラヴィンスキー
以下朝日新聞より
バレエ部門の芸術監督に就任したデビッド・ビントレーが、自らの振り付けによる「ペンギン・カフェ」で新シーズンをスタートさせた。深刻なテーマにウイットをまぶし、古典に慣れた日本のダンサーたちに、動物のかぶりもの姿でコミカルなステップを踏ませる。「人間性、創造性をさらに培い、より血の通ったカンパニーに育てたい」と抱負を語る。
ロシアの民族舞踊を取り入れたストラビンスキー作曲、ミハイル・フォーキン振り付けの「火の鳥」、ジョージ・バランシンが振り付けた抽象性の高い「シンフォニー・イン・C」を組み合わせたプログラム。同バレエ団の力を古典で証明しつつ、今後の方向性も示す構成だ。
まずは 火の鳥
ストビンスキーで有名なあの曲ですね。フィギュアスケートでもよく使われるダイナミックで神秘的な曲。
これはフォーキンの振り付けということで、おとぎ話+古典舞踊という感じで、正直ちょっと古くささが際立っていました。音楽の壮大さ、古ぼけない魅力に対し、繰り返し同じ振り付けと、ダンサーがテクニックを表現する場がない、という感じ。。
すごく期待していただけにちょっと拍子抜けでした。
ただ、最後の舞台装置や衣裳はロシアの世界を見事に表わしていて楽しめました。
シンフォニー・イン・D
これは、純粋にダンサーの踊りを堪能できるバランシン作品。
4楽章、それぞれに男女のプリンシパルとコールドが入れ替わりながら、それぞれの個性を生かす。
ポワントワークからパドドゥの複雑さ、でも躍動感と共にフィナーレに向かってどんどん
惹き込まれていきます。


私は米沢唯さんの踊りが一番好きでした。かなりお若いのでしょうか?
この公演で初めて知ったダンサーなのですが、今後も出てほしいです。
ペンギンカフェ
こちらはビントレー氏によるオリジナル作品。絶滅品種の動物達が次々出てくるのですが、
ダンサーはぬいぐるみをかぶったまま演じ続ける、なかなかハードなもの。
写真だけみると、子供向けか?と誤解しそうですが、音楽も踊りもメッセージもなかなか大人向け
ただ、基本的にライティングが暗いので舞台全体がよく見えず・・ちょっと残念でした。
全て初めて観る演目でしたが、3本立てだからこの公演としてバランスよくなっているんだなと納得。