タビ10日目、9月20日(日)、、、気づけば、世間さまはシルバーウィーク♪
『道の駅・おだいとう』で車中泊し、国道335号線を通って知床方面へ向かいマス
そうそう、、先日、鹿さんを轢きそうになったオハナシをしましたが、やっぱり昨日
のルート(国道44号線)は、全道で一番エゾシカ衝突事故が多い地帯だった~
↓ 道駅に貼ってありましたが、44号と240号の2路線で管内の5割以上を占める
とか。。。(H25年度は522件発生!)通行される際は、お気をつけくださいましっ
、、、早朝に道駅を立ち、前日雨でなかなかクルマを下ろせなかったボンのお散歩に
良さげな場所を途中に発見。。。
↓ 標津(しべつ)湿原デス♪こちらも、国指定の天然記念物となっていますが、特に
面積は、、212ha。。。ヨシやスゲ類、枯れてしまってるけど、エゾイソツツジ等が、
「マミィ、、広いね~♪ずぅ~っと向こうまで行ってみようか~♪」、、、ん~な顔で
見上げておりマス、、、。い~や、、やめとこ。ボンの嫌いなヘビさんがいるカモよ・・・
寒いので早く戻りタイ私。。。時刻は、6時ちょい過ぎ・・・。だぁれもいないし、、。
↓ ぶぅたれて動かない「置いてくぞ~。」、、、しぶしぶ戻ってキタ。。。
、、、広~い湿原の手前の方は、ポー川史跡自然公園となっていて、、
↑↓ 竪穴住居の復元などを見る事が出来マス♪
アイヌの人々と竪穴住居についての説明書きがありマシタ。。。
「アイヌのチセ(家)は、地上で組み立てた屋根をチセプニ(家を持ち上げる)といって、
人々が力を合わせて柱の上に持ち上げます。また、アイヌ語では屋根の形に見える
山をチセヌプリ(家山)と呼びます。アイヌの人々の家は、昔は屋根の部分だけが
チセ(家)だった時代があったと考えられていて、それは竪穴住居の姿だっただろう。」
この竪穴住居は、アイヌのチセをたくさん建ててあるアイヌ資料館の方たちによって、
昭和55年に復元されたものだそうデス。。。(今から千年も前の擦文時代の想定)
↑ 中を覗きこむダーと、、先へ行きタイ犬のリードの引き合い。。。
小1時間お散歩し、、ボンも少しは気晴らしになったカナ。。。
、、、キモチイイ海岸線を50キロほど進み~、↓ 『道の駅 知床・らうす』へと。。。
℡ 0153-87-5151
知床横断道路の最東端に位置
する道駅。。。
車中泊してるキャン車もたくさん
、、、朝8:30。。海鳥がたくさん雲がかかってるけど、国後島が見えてマス。
、、、ボンを表の顔抜きへくくりつけて~、ダーと急いで中へ。。。
、、、朝あがったばかりの新鮮な魚介やホッケの開き、羅臼昆布など海産物がたくさん
一角に、カニの足身を豪快に試食させてくれるお店があり~、ダーとパクパク
“幻のイバラがに”って書いてアル♪タラバガニの一種みたいやけど、↓ おっきな足
2本が¥2,000と破格のお値段だったので、即買い。。。ずっしり身が入ってる♪
(夜、ダーとかにパーチィをしたのでその模様は次の頁で、、、。)
、、、国道334号線へ入り、知床を目指す♪お~っ、、晴れてキタっ
左手を流れているのは、羅臼川サケ・マスの増殖河川ですごくお水がキレイ
、、、予報では、羅臼のこの日の最高気温18℃・最低は13℃。降水確率40%。。。
でまずますのお天気変わりやすい秋の空・・・。このまま晴れてくれるコトを祈る!
、、、この国道334号線・知床横断道路は、素晴らしい景色が望め~、車窓より3ショット
雨上がりの雲で、、周りのお山は所々隠れてますが、爽快なドライブコース
頂上にあたります♪
標高は、、738M。。。
・・・ここは、残念ながら霧に包まれて
いて、目の前に見えるハズの羅臼岳
(1,660M)も、、ハイマツの樹海も
見る事が出来ませんデシタ・・・。
ちっちゃな雨も落ちていて、、
急いでボンっちのみ記念撮影
横断道路の開通期間は、、例年4月下旬から10月下旬頃まで。。。
今年はだいたい11月10日あたりで通行止めになるようデス。。。
、、、山道を下りて~、知床五湖へ行ってみまシタ。。。
流石に連休、、、。130台収容のは満車で~、入る車の列に並ぶ事、30分・・・。
ようやく順番がきて、端っこの方へ駐車料金は、¥410
知床五湖。。。 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩尾別
『知床五湖フィールドハウス』と売店、その先に散策路がございます♪
、、、ペットは禁止なので~、ボンを車に待機させ、、ダーと少し歩いてみます♪
因みに、、この散策路は、冬期、及び天候不良や熊の出没状況などにより、行け
ない事もあるので、天候によっては、フィールドハウスへ確認されて行かれた方が
いいかと思いマス。。(知床五湖フィールドハウス: ℡ 0152-24-3323)
先程、してみたら、、(10/31)、今日は朝から熊の出没情報が2回あり、閉鎖
されているそう。。。今年は、11月25日までの予定だという事デシタ。。。
↓ 『知床フィールドハウス』の入り口では、、クマさんのお出迎え
知床は、ヒグマが高密度で生息する地域としては世界有数と言われます。。。
森で木の実や果実を食べ、海岸で遡上するサケやマスを捕獲する、そんな
ヒグマ本来の姿が見られる国内で唯一の場所です。。。
実際に出会ったら、、、恐ろしいですが、この展示してあるコグマちゃん、、
↓ コース案内もあり、高架木道と地上遊歩道の2通りがあるようデス。。。
ボンも待たせているし、、40分で行って来れる往復1.6キロの高架木道を歩く
、、、このコースは、一湖まで行き、折り返してくるコース♪
↓ ダーはさっさか行ってしまい~、、、「待って~。。」。。。
↓ 高架木道は全長約800M。。ヒグマが上がってこないよう、高さ3~5Mの高床式
となっていて、木道の脇には電気柵が設置されています。。。
↓ こうしてみると、、けっこー長いですネ清々しい空気でキモチイイ
、、、途中には、展望台が2,3あり、1,200~1,600Mの急峻な山々が一列に連なる
知床連山も臨めるようになっているのですが、、この天候。。。
晴れていれば、、硫黄山(標高1,562M)も綺麗に見えるハズ、、、。
、、、少し歩くと、、↓ 左側には~、、遥かに広がるオホーツク海♪♪
オホーツク海は、サハリン・北海道・千島列島・カムチャッカ半島で囲まれた海域
太平洋の海水との交換が少ないため、海面と海底での塩分の濃さが異なり、塩分
の薄い海面だけが凍り、海氷が作られやすいのだとか
知床は、この海氷が流れつく(これが流氷)、南の端にあたります
海の色がイマイチですが、とっても素敵な散策路歩くのも苦になりません
知床半島の原生林の中に点在する、大小5つの不定形な湖
各湖には、固有の名称がなく、便宜的に、一湖・二湖と呼ばれています。。
知床五湖の底は、水を通さない岩盤の上に、硫黄山からきた溶岩の塊が
堆積していて、その間を地下水が流れているらしい。湖はその地下水が
湧きだして出来ています♪
流れ込む川も、出る川もない、神秘的な湖。。。 しばらく見つめ、ほぅっとため息
高架木道はここで折り返し、今来た道を戻ります。。。
、、、 戻りながら~、、一角に人だかり。。何かな~って思ってると、、↓
エゾシカは、、冬は枯草色のような薄い茶色♪夏は明るい赤茶色に白い斑点♪
っと、毛の色が変わります。。。行った時期は、まだ夏色の鹿さん斑点が整列して
マスツノがないので、女のコ、、、今頃はそろそろ冬色になったかしら。。。
、、、程よい運動が出来て、知床らしい風景も見れ、ヨカッタな~
↓ むむっ!鹿肉バーガーですと。。。しかも、、熊オススメのステッカーあり・・・。
、、、ついさっき、あんなん可愛い鹿さん見たばっかなのに、食べれんよね~、、、。
↓ ・・・・・ ダー、私がトイレに行ったすきに、、買ってたヨ、おいおい
、、、シカバーガーは、臭みもなく~、ビーフのように脂肪分もないので淡泊で美味し
かったらしい。。。 私は食べてナイので、、何とも。。。
海岸沿いを走り、、↓ “象の鼻”を経て~、、道駅へ。。。
、、、お天気は、午後から回復。。。
『道の駅 うとろ・シリエトク』。。。
世界自然遺産・知床の玄関口にあたる道の駅。。。
「シリエトク」は、、アイヌの言葉で、“地の果て”を意味するんだそう。。。
↓ 店内は、、海産物ばかりかと思いきや、スイーツ類も充実してる♪
私は、、例のごとく、ご当地サイダーをゲットダーはチーズケーキってかスフレ
↓ 隣接してる、『知床世界遺産センター』も見てミタ。。。
知床の地形や地質、景観、動物の生態系など詳しく知ることが出来マス♪
、、、かぶりモンは、かぶるモン♪
・・・しら~っと見てたひとりの小学生に、鹿の鳴きまねでも披露してやろうと、、、、、
はて、、、鹿は何て鳴きますのん 、、 「しかかかかぁぁ~~」。。。
、、、走り去っていくコゾウ。。。母親に「ヘンなおばばがいたよ~」なんてチクったのか、
親子でこっち見てはるわ~。。。 、、、、、
その要因はいくつかあり、、
① エゾシカを捕食していたオオカミ
が全滅した。
② 積雪量が減り、餌を確保しやすく
なって、餓死する数が減った。
③ 狩猟の減少
(保護地域に指定されている地区
が多い・ハンターの高齢化)
④ 妊娠率の高さ
(生まれて2年目の秋には
出産が可能。メスの妊娠率は
90%以上)
、、、おべんきょもしましたよん♪こんな施設は見てて楽しいね~
知床は、、国立公園に選定されて50年。世界自然遺産に認定されて10年を迎える
そうです。。。
知床半島は、、長さ約70キロ、幅は基部で約25キロの細長い半島です。。
車で行けるのは、斜里町側がカムイワッカ湯の滝まで続く道のうち、マイカー規制
期間によっては、知床五湖までが一般の車で行ける範囲となります。。
羅臼側は、相泊まで。。。
そうそ、、ここでも課題をひとつ残しました♪ クルーズ船に乗り、知床岬まで
行くコト!そうすれば、海上から陸地に生息するクマを98%の確率で目にする
ことが出来るから んふふ、、またいつか、絶対ダーを説得して来るんだモン♪
で、少々不機嫌だったボンさん…。
これからずんずん北上し、、
最北端を目指しマス。。。
続きはまた明日~
今日も見てくださった方、