仕事の引継ぎやら引っ越しやらで自分が思ってた以上に1月は慌ただしかった。

なんとか引っ越しも終えて少しずつ荷解きをしています。


そんな中、友人の結婚式で東京に行く機会があったので、
サッカーミュージアムへ行ってみました。


一番の目玉は佐々木監督と澤選手が受賞した

バロンドールトロフィーを見に行ったのだけど、
入り口から刺客に阻まれ、中々前へ進めない。

U-20カナダW杯のペナントやら公式パンフやら
メンバー全員の名前入りのキャプテンマークやらが飾ってある。
(この時の内田くんの髪型が・・・寝癖?いや、この頃右半分刈上げだったから?とにかく変・笑)


先日発売された安藤隆人さんの著書を読んだばかりだからかな。
それを見るだけで、ビクトリアの暑い夏の日に刻まれた
歓喜と笑顔、汗と涙の記憶が鮮明に甦ってくるようだ。


私は、当時その試合を見た訳でもなく、彼らの存在すら認識していなかった。
それなのに、記録を遡るだけでこんなにも胸が苦しくなるのは
単に、現日本代表メンバーの若かりし頃という認識ではないからだろう。


発展途上の少年たちが必死で掴もうとしたもの。
躓いて、転んで、泥だらけになりながら走ってきた道と。
迷い、戸惑い、悔しさを繰り返しながら得た自信と希望。
その中で生まれた友情は固く結ばれた絆へと変わってゆく。
勝ち続けることで少しでも長くチームと共にありたい。
そう願う気持ちが痛いほど切なく伝わってくる。


数あるユース世代の中でもこうして彼らの記録がこの場所に設置されている理由は
サッカー協会にとってもそれだけの記憶と価値のあるチームだったからだと思いたい。
(ま、あくまで私の解釈に過ぎないけれど。単に現代表メンバーを意識してかもしれない)

有料ゾーン内は2002年日韓W杯を中心に、日本サッカー界の歴史を展示。
(個人的にはアンセムは日韓W杯のが幻想的で一番好きかも。)
最近のではフランス~南アW杯とアジアカップ。
企画展はやっぱりなでしこでした。
その他はレアル時代のラウール様を見て感慨に耽り、
北京五輪の内田くん見てまたうるうるしたり。
結構、急ぎ足でみたけどそれでも約2時間。
閉館時間ぎりぎりまで粘りました。

今までネットで過去のニュースソースを掘り起こしたり、
書籍や雑誌を読んで知った事実でしかなかったものが
戦いの軌跡(に関係する実物のもの)を目の当たりにすると、
確かに彼らの息づかいを感じることができる。

本当にニワカだけど、一人の選手に注目することでそこから世界が広がった。
内田くんが出てなくても試合見るようになったし、そうなるとBL以外も気になってきたりする。
いつまで続くかわからないけれど、とりあえず熱があるうちは
ニワカなりの方法でのめり込んでみようと思う。


あと国立、横浜、長居、埼スタは見学だけでも行ってみるといいよと聞いたので
関東方面は相方の帰省帯同時に狙い定めて行ってみよう。