高校サッカー選手権特集に清水東時代の内田くんが出てた。


最後の選手権予選で負けた試合、号泣する姿をみて、先日の対談内容と重ねてしまった。
高校時代の彼はあんなにも素直に感情を出していたのに…
いつからか悔しくても悔しいと言えない、
泣きたくても泣けない状況に追い込まれてしまったんだな、と感じた。
心を閉ざすことで自分を維持してきた彼が、少しずつ弱さをみせ始めた。
そこには彼の成長と並々ならぬ覚悟を感じた。


いい経験ができた一年目。
一転して苦しい状況から始まった二年目。
一度落ちてしまうと、這い上がるのは苦しいことばかり。
けれども、彼はあの充実感、幸せな感触を一年目で味わうことができた。
その経験は大きな違いだ。
あの舞台へまた自分も立ちたい、と思って奮起する。
それを目指して、更には先に進むためにリスタートを切った。



何もできないくせに動揺してた自分が恥ずかしい。

これからは
誰だって通る試練を今、彼が歩みはじめたばかりなのだと思って静かに見守っていきたい。