ケロン星で犯罪者が暴れ回り、緊張体制に入るケロン星。しかし、ケロン軍人側も只、黙っているわけではなかった。

ケロン軍上層部は犯罪者達を捕まえるために、ある小隊に犯罪者達の調査と捕獲を命令したのだった。

その命令を受けた小隊とは・・・。

ケロン星の宿舎で新聞を見る一人のケロン軍人、そのケロン軍人は紫色の耳の部分がボロボロの軍帽を被り、黒い手袋と靴を履いており、緑色と黒色のマフラーをしていた。

「今朝、路地裏でケロン人の窒息死体2体と斬殺死体1体か。最近は本当に物騒だな。」とケロン軍人は新聞を見ながら呟く。

そこへ3人のケロン軍人が宿舎入って来た。

「シェドド隊長、遅くなりすいません」と3人の内の岩で出来た軍帽を被った茶色のケロン人が言った。

「なにせ、あちこちで情報入手していたから、時間が掛かちゃってね。」と踊り子の格好をした黄色の女ケロン軍人が続けて言う。

「しかし、拙者達は有力な情報を手に入れることができた。」と剣を額部分に付けた軍帽を被った灰色のケロン軍人が言った。

「そうか、ご苦労だったな。ロックク、ザララ、ソドド。」と彼らの隊長、シェドド准将は言った。彼らこそ、犯罪者の捕まえる指令を受けたシェドド小隊である。

「此処の所、起きている爆発事件や通り魔事件、そして放火事件。様々な犯罪が起こっている。敵性種族という見方をする奴もいるが、これは同族の仕業だ。」とシェドドは新聞を机に置いて言う。

「悲しいことだ。同族の手によって、数多くのケロン人の命が奪われしまったのだから。」と続けて言う。

「しかし、悲しんでばかりもいられない。俺達の任務をこの犯罪を犯した犯罪者を捕まえ、罪を償わせることだ。それが、死んで行った者達のために出来るせめてのことだ。」

「はい!」「了解!」「ええ!」とロックク達はシェドドの言葉に応えた。

「行くぞ!」といいシェドドと先頭にシェドド小隊は行動を開始したのだった。

「犯罪者の身元はわかったのか?」

「はい。放火事件の犯人は『地獄の放火魔 イフフ』爆破事件の犯人は『爆弾魔ボ ママ』通り魔事件の犯人は『ケロン星の切り裂きジャック リパパ』です。」とロッククは応えた。

「この内の2名はケロン軍に所属していた過去があるわ。」とザララは言った。

「・・・そうか。」と言い、シェドドは一瞬悲しげな表情になったが、すぐに元の表情へ戻る。

「この者達は、グループではなく、それぞれ自由に行動しているそうだ。」とソドドは言った。

「じゃあ、一人一人順に片付けて行くしかないな。」

つづく